セキュア・シェル(SSH)ユーティリティを介して管理サーバーまたはロード・バランサVMにアクセスできます。
SSHを介してVMにアクセスするには、次の手順を実行します。
- Oracle Java Cloud Serviceコンソールの「サービス」ページに移動します。
- アクセスするVMに関連付けられたサービス・インスタンスをクリックします。
「概要」タイルに焦点が当たった状態でOracle Java Cloud Serviceインスタンス・ページが表示され、サービス・インスタンスに関する詳細情報が示されます。
- 仮想マシンのリストで、アクセスするVMに応じて管理サーバーまたはロード・バランサのパブリックIPアドレスを探します。
このアドレスは代表的なオクテット形式(111.111.111.111)で指定されます。
注意:
コンソールには管理サーバーおよびロード・バランサVMのパブリックIPアドレスのみが表示され、管理対象サーバーのものは表示されません。 詳細は、「管理対象サーバーVMへの接続」を参照してください。
- UNIXおよびUNIX類似プラットフォームでは、標準OpenSSHコマンド(
ssh
)を使用して、opc
ユーザーとしてVMに接続します。
次の情報を指定します。
使用する形式:
ssh -i path_to_private_key opc@VM_IP_address
次に例を示します。
ssh -i /home/myuser/id_rsa opc@111.111.111.111
- Windowsでは、PuTTY (Windowsプラットフォーム用のオープン・ソースのネットワーキング・クライアント)を使用して、
opc
ユーザーとしてVMに接続できます。
- PuTTYを起動します。
「Session」パネルを含む「PuTTY Configuration」ウィンドウが表示されます。
- Host Name (or IP address)フィールドに、VMのパブリックIPアドレスを入力します。
- 「Category」ツリーで、必要に応じて「Connection」を展開し、「Data」をクリックします。
- Auto-login usernameフィールドに、
opc
と入力します。
- When username is not specifiedオプションがPromptに設定されていることを確認します。
- Categoryツリーで、Connection>SSHの順に展開し、Authをクリックします。
- 「Private key file for authentication」の下にある「Browse」をクリックします。
- 秘密鍵ファイルに移動して選択します。 「Open」をクリックします。
注意:
.ppk
ファイル拡張子は、秘密鍵がPuTTYの独自形式であることを示しています。 PuTTYを使用する場合は、この形式のキーを使用する必要があります。 別の形式で保存されたキーを使用する必要がある場合は、PuTTYのマニュアルを参照してください。
- OpenをクリックしてVMへの接続を開きます。
- 秘密鍵がパスフレーズとともに定義されている場合、プロンプトが表示されたら、その値を入力します。
VMコマンド・ラインが表示されたら、VMからアクセスできるすべてのリソースを使用できます。 たとえば、管理サーバーVMでWebLogic Scripting Toolを実行できます。