認証

Oracle Managed File Transfer Cloud Serviceでは、クライアントが安全にサーバーに接続できるようにVerisign社によって発行された認証局(CA)証明書を使用します。

注意: Oracle Managed File Transfer Cloud Serviceのソースをトリガーするための適切なログイン資格証明があることを確認してください。
Oracle Managed File Transfer Cloud Service RESTリソースにはHTTPS経由でアクセスするため、認証のために次の情報を指定する必要があります。
  • Verisign社のCA証明書に対して認証される、SSL認証局(CA)証明書ファイルまたはバンドル。

  • Oracle Managed File Transfer Cloud Serviceアカウントのユーザー名とパスワード。

  • アイデンティティ・ドメインを識別するカスタム・ヘッダーX-ID-TENANT-NAME。

たとえば、次のcURLを使用して認証するとします。

  • cURL環境変数CURL_CA_BUNDLEに、ローカルCA証明書バンドルの位置を設定します。cURLを使用したCA証明書の検証の詳細は、http://curl.haxx.se/docs/sslcerts.htmlを参照してください。

  • -u cURLオプションを使用して、Oracle Managed File Transfer Cloud Serviceアカウントのユーザー名とパスワード(たとえばjsmithsuperstrongpassword)を渡します。

  • -H cURLオプションを使用して、X-ID-TENANT-NAMEカスタム・ヘッダーを渡します。

次の例のcURLコマンドは、eventSessionIdが799AE14A-9E37-42B9-9789-8F005039953Eのイベントによって作成されたインスタンスの詳細情報を返します。

curl -u jsmith:superstrongpassword
 -H "Content-Type:application/json"
 -H "Accept: application/json"
 -H "X-ID-TENANT-NAME:ExampleIdentityDomain"
 -X GET https://jaas.oraclecloud.com/paas/service/mftapp/rest/v1/events/799AE14A-9E37-42B9-9789-8F005039953E/instances?inDetail=true
注意:

この例では米国用のURL接頭辞(jaas)が示されています。世界の他の地域のURL接頭辞の詳細は、「リクエストの送信」を参照してください。