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Real-Time Integration Business Insightへのビジネス・イベントの送信

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/insight-server/api/1.0/event

処理のために生のビジネス・イベントがReal-Time Integration Business Insightサーバーに送信されるのを許可します。 Insightは、APIの呼出しが有効なすべてのマイルストンに対して、REST API経由のイベントを受け入れます。 イベントは解析され、相関関係が設定されたIDに基づいて、適切なインスタンスと関連付けられます。

最初のマイルストンのイベントを送信するときは、オーダー番号やサービス・リクエスト・チケット番号などのインスタンスの一意識別子が格納されるidentifierValue値をペイロードに含めます。
同じ値をcorrelationValueとして送信します。 Insightは、correlationValueを使用して、同じオーダーなどの同じインスタンスに属するイベントの相関関係を決定します。 各インスタンスに該当するイベントはInsightのコンソールに表示できます。 受信したidentifierValueと一致しないcorrelationValueが設定されて送信されたイベントは処理されず、コンソールに表示されないので注意してください。

APIマニフェストをダウンロードして、モデルに追加されたすべてのマイルストンのJSONペイロード・テンプレートを表示します。
各マイルストンのテンプレートには、各マイルストンのビジネス・イベントに対して送付する必要があるmilestoneIdおよびmodelIdが含まれています。 Oracle Real-Time Integration Business Insightの使用API呼出しの詳細の表示を参照してください。

リクエスト

サポートされるメディア・タイプ
  • application/json
本文パラメータ
処理用に送信するイベント
ルート・スキーマ: Event
型: object
ネストされたスキーマ: dimensions
型: array
ディメンション名と値のペアを含む配列。 dimensionsは常にマイルストンのコンテキスト内にあります。 dimensionsがペイロードに含まれる場合は、milestoneIdも含める必要があります。
ネストされたスキーマ: measures
型: array
メジャー名と値のペアを含む配列。 measuresは常にマイルストンのコンテキスト内にあります。 measuresがペイロードに含まれる場合は、milestoneIdも含める必要があります。
ネストされたスキーマ: NameValuePair
型: object

レスポンス

サポートされるメディア・タイプ
  • application/json
202レスポンス
リクエストが受け入れられました!
本文
ルート・スキーマ: Status
型: object

次の例は、cURLを使用してPOSTリクエストをRESTリソースに発行することにより、一連のビジネス・イベントをReal-Time Integration Business Insightサーバーの処理用に送信する方法を示しています。 cURLの詳細は、「cURLの使用」を参照してください。

このシナリオでは、次のマイルストンを設定して簡単なオーダー処理モデルをInsightに作成しました。最初のマイルストンは、オーダーを受信してインスタンスが作成されたときに渡されます。次にオーダーがシステムに作成されたときに渡されるマイルストンがあり、最後にオーダーが最終的に確定して、出荷されるときにインスタンスが完了するマイルストンがあります。 1つのオーダー・インスタンスに対して、モデルの各マイルストンに該当するビジネス・イベントを送信します。

モデルの一意のインスタンス識別子はオーダー番号です。 最初のマイルストンのペイロードのidentifierValueとして、この値を送信し、次に同じ値をcorrelationValueとして送信することにより、後続のマイルストンのイベントの相関関係を指定します。

このモデルは、Oracle Integration Analytics Cloud: Insight Event REST APIによるメトリックのパブリッシュのOracle By Exampleチュートリアルで使用されているモデルに取ってかわるモデルです。

Order Received(初回)マイルストンのリクエスト本文の例

このイベントは最初のマイルストンに該当するため、identifierValuecorrelationValueの一致する値がリクエスト・ペイロードに含まれている必要があります。 Insightが受信する一意のidentifierValueごとに、新しいインスタンスがシステムに作成されます。 同じインスタンスから受信される後続のイベントは、同じcorrelationValueを指定して送信される必要があります。次の例にそれを示します。 Insightはこのようにして各インスタンスのイベントの相関関係を決定し、この例では、オーダー番号によってイベントの相関関係を決定します。 既存のidentifierValueと一致しないcorrelationValuesが設定されて受信したイベントは処理されません。

次に、モデルのOrder Received (初回)マイルストンに該当するイベントのcURLコマンドおよびJSONリクエスト本文の例を示します。 modelIDidentiferValueおよびcorrelationValueは必須です。 このシナリオでは、ItemOrderedPriceおよびCustomerメジャーおよびCountryディメンションもリクエストに含まれています。

curl -X POST -u jsmith:password -H "Content-Type: application/json" -d 
'{
   "modelId" : "OrderProces_vcYrMs9z", 
   "identifierValue" : "10001", 
   "correlationValue" : "10001", 
   "measures" : [
     { "name" : "ItemOrdered", "value" : "Digital Alarm Clock" },
	 { "name" : "Price", "value" : "60.00" },
	 { "name" : "CustomerName","value" : "Dande Lion" }
   ], 
   "milestoneId" : "OrderReceived", 
   "dimensions" : [
     { "name" : "Country", "value" : "England" }
   ]
}'
"https://<Public IP of Real-Time Integration Business Insight server>:<port>/insight-server/api/1.0/event"

レスポンス・ヘッダーの例

レスポンス・ヘッダーの例を次に示します。 各マイルストンに対して送信するリクエストで、同様のデータを受信します。

HTTP/1.1 202 Accepted 
Date: Thu, 04 Aug 2016 14:09:57 GMT 
Content-Length: 26 
Content-Type: application/json 
X-ORACLE-DMS-ECID: ecce841b-f050-4ae3-8b34-af47a7e1a23b-00014046 
X-ORACLE-DMS-RID: 0

レスポンス本文の例

JSON形式のレスポンス本文のコンテンツの例を次に示します。 各マイルストンに対して送信するリクエストで、同様のデータを受信します。

{
  "type": "ok",
  "message": ""
}

Order Createdマイルストンのリクエスト本文の例

次に、モデルのOrder Createdマイルストンに該当するイベントのcURLコマンドおよびJSONリクエスト本文の例を示します。 modelIdおよび(相関関係があるインスタンスを示す) correlationValueは必須です。 このシナリオでは、DiscountおよびTotalPriceメジャーおよびCustomerStatusディメンションもリクエストに含まれています。

curl -X POST -u jsmith:password -H "Content-Type: application/json" -d 
'{
   "modelId" : "OrderProces_vcYrMs9z", 
   "correlationValue" : "10001", 
   "measures" : [ 
      { "name" : "Discount", "value" : "6.00" }, 
      { "name" : "TotalPrice", "value" : "54.00" }
    ], 
   "milestoneId" : "OrderCreated", 
   "dimensions" : [
      { "name" : "CustomerStatus", "value" : "Bronze" } 
   ]
}'
"https://<Public IP of Real-Time Integration Business Insight server>:<port>/insight-server/api/1.0/event"

Order Finalized (最終)マイルストンのリクエスト本文の例

次に、モデルのOrder Finalized (最終)マイルストンに該当するイベントのcURLコマンドおよびJSONリクエスト本文の例を示します。 modelIDおよび(相関関係があるインスタンスを示す) correlationValueは必須です。 このシナリオでは、ShippingCostメジャーおよびShippingMethodディメンションもリクエストに含まれています。

curl -X POST -u jsmith:password -H "Content-Type: application/json" -d 
'{
   "modelId" : "OrderProces_vcYrMs9z", 
   "correlationValue" : "10001", 
   "measures" : [ 
     { "name" : "ShippingCost", "value" : "10.00" }
   ],
   "milestoneId" : "OrderFinalized", 
   "dimensions" : [ 
     { "name" : "ShippingMethod",  "value" : "Standard" }
   ]
}'
"https://<Public IP of Real-Time Integration Business Insight server>:<port>/insight-server/api/1.0/event"

相関関係を設定するイベントのリクエスト本文の例

次に、相関関係を設定するイベントのcURLコマンドおよびJSONリクエスト本文の例を示します。これは、イベントに対して取得されたインスタンス識別値がインスタンス中に変更された場合に送信されます。 ネイティブ(SOA、Service Bus)のシナリオでは、識別子の「追加マッピング」としてモデル化されます。 REST APIを使用する場合は、追加の相関関係設定イベントを送信することにより、実行時に処理されます。

modelIDおよびcorrelationValueは必須で、(相関関係の設定先を示す)新しいidentifierValueも必須です。 このインスタンスの後続のイベントでは、新しいインスタンス識別子(この例では10002)をcorrelationValueを設定して送信すれば、すべてのイベントが同じインスタンスに属するものとして相関関係が決定されます。

curl -X POST -u jsmith:password -H "Content-Type: application/json" -d 
'{
'  "modelId": "OrderProces_vcYrMs9z",
'  "correlationValue": "10001",
'  "identifierValue": "10002" 
}'
"https://<Public IP of Real-Time Integration Business Insight server>:<port>/insight-server/api/1.0/event"