Oracle Real-Time Integration Business Insightは、ビジネス・ユーザー向けに設計されたアプリケーションで、ビジネスに使用しやすい経験がもたらされます。 管理者は、ユーザー/グループの追加、データ接続の構成、レポートの構成、データ・オブジェクトおよびプロジェクトの一定間隔でのパージおよびクリーニングのような多数のアクションを実行できます。
Oracle Real-Time Integration Business Insightには、ビジネス・ユーザーに対して次を可能にするWebベースの機能が提供されています。
ビジネス概念の簡単なモデル化
実装への自然なマップ
ビジネス進捗の即時監視
ワークフローおよびランタイム全体の効率的監視
開発努力ゼロ
ランタイムへの最小の影響
公開されたスタースキーマ全体の詳細分析のアクセス
バンドルされたレポート機能のアクセス。
このコンポーネントをクラウド環境で使用する場合とオンプレミス環境で使用する場合で、このガイドに記載されている情報に影響を与える相違点が存在することがあります。
相違点の詳細は、クラウド環境およびオンプレミス環境の相違点およびOracle SOA Cloud Serviceの既知の問題点を参照してください。
Oracle Real-Time Integration Business Insight (Insightとも呼ばれます)は、ビジネス・ユーザーが情報技術担当者に頼らずにビジネス・レベルのメトリックのモデル化、収集および監視をできるようにすることでビジネス・ユーザーを管理します。
Insight管理者は、アプリケーションが正しく機能するように特定のタスクを実行する必要があります。
ユーザーを作成して適切なロール権限を割り当てます
SOAまたはService Busサーバーへの接続の設定
レポート機能を構成および設定します。
Oracle Real-Time Integration Business Insightには、様々な種類のユーザー・ペルソナがあります。 各ユーザーにはロール・セットが定義されており、ユーザーがアクセスできるアプリケーションの領域は、ユーザー・ロールにアタッチされた権限によって異なります。
次のユーザー・ペルソナが使用可能で、それぞれにアプリケーション・ロールが関連付けられています。
InsightBusinessUser
次のようなビジネス用語で考えます。
プロセス・マイルストーン
ビジネス・ファクト
サービス・レベル。
InsightIntegrationArchitect
次の実装を理解しています。
ソフトウェア・アーキテクチャ
プロセス・トポロジ
アプリケーションの構造。
InsightExecutive
ダッシュボードへのアクセス権限があります。 実行可能なタスク
ダッシュボードの作成
ダッシュボードの編集
ダッシュボードの表示。
InsightAdmin
アプリケーション内のすべての権限を持つスーパーユーザー。 ユーザーを作成し、このユーザーがOracle WebLogicおよびOracle Enterprise Managerコンソールで適切な権限を持っていればロール権限を割り当てることができます。
ユーザーを作成し、ロール権限を割り当てます
レポートの構成
データ接続の作成と管理
InsightModelCreator
次のロール権限があります。
モデルの作成
モデルの編集
モデルの表示。
このユーザーは、モデルの所有者です。
InsightConnectionCreator
次のロール権限があります。
サーバーへの接続の作成
接続の編集
接続の削除
接続のテストおよび構成。
InsightAdminまたはInsightConnectionCreatorロール権限を持つユーザーのみが接続を管理できます。
InsightAdminユーザーは、必要な数のユーザーを作成し、このユーザーもOracle WebLogic ServerおよびOracle Enterprise Managerコンソールで適切な権限を持っていれば、適切なロール権限を持つユーザーを割り当てることができます。 一般に、ユーザーが複数のロール権限を持つことがよくあります。 たとえば、ユーザーKarlはInsightAdmin、InsightModelCreatorおよびInsightIntegrationArchitectにもなれます。 ユーザーとそのロール権限の数は、ビジネス・ニーズにより決まります。
詳細は、事前定義済ロールへのユーザーおよびグループの追加を参照してください。