OPCMには、Java Cloud Service、Database Cloud Service、Integration Cloud Service、SOA Cloud Serviceなどを始めとして幅広い範囲のOracle Cloudサービスが含まれています。 サブスクライブされるクラウド・サービスに応じて、これらのサービスには、顧客が準備する必要があるいくつかの外部依存性があります。
Oracle Integration Cloud Service
Integration Cloud Service (ICS)をサブスクライブする場合、インストール時に外部データベースが必要です。
ICSの作成および統合サービスのフローは、次の特性を持つ外部データベースを使用できるかどうかに左右されます。
Oracle Database 11.2.0.x以上。
PDBやCDBが含まれないシンプルなReal Application Clusters (RAC)データベース。
Oracle Linux 5.11またはその他の互換性のあるバージョン。
50 GBの使用可能記憶域。
設定: processes=1000, open_cursors=500, sessions=1400
EoIBデータベース・アクセス・ネットワークなどの、データベースへのルーティング可能なネットワーク。
外部DBは、お客様のSLA要件に応じて構成する必要があります。
OPCMで使用可能なCloud Serviceの詳細は、Cloud Machine Documentationを参照してください。
Oracle Java Cloud Service
Oracle Java Cloud Serviceには、標準的なOracle Fusion Middlewareスキーマが含まれる既存のリレーショナル・データベースへのアクセスが必要です。 Oracle Java Required Files (JRF)にはスキーマが必要です。
オンプレミス・データベースまたはOPCMで実行されているOracle Database Cloud Serviceによりデプロイされたデータベースを使用できます。
このデータベースのサイズと構成は、カスタムJava EEアプリやOracle Fusion Middlewareならびにそれらの独自のSLAなど、JCSインスタンスに配置されるアプリケーションによって異なります。
Oracle Database Cloud Service
Database Cloud Serviceのデプロイには、OPCM ZS3ストレージ拡張ラックが必要です。
DBCSサブスクリプションでは、ZS3モデル286またはZS3モデル536という、使用可能な2つのストレージ構成オプションのいずれかを選択する必要があります。
ZS3ストレージ拡張ラックの前提条件は次のとおりです。
ZS3ラックに必要な物理的なスペースは、OCM X5-2ラックのすぐ近くまたは50 mの電路内です。
電源と冷却はハードウェア仕様に基づきます。
ストレージ・ヘッドおよびILOM用に追加のIPアドレスが必要です(モデル286では4つ、モデル536では8つ)。
Oracle SOA Cloud Service
Oracle SOA Cloud Serviceをデプロイする必要がある場合は、次の要件を確認します。
Secure Shell (SSH)公開/秘密鍵ペア。
リモート記憶域ディスクへのアクセス。
標準的なOracle Fusion Middlewareスキーマが含まれる既存のリレーショナル・データベースへのアクセス。 Oracle Java Required Files (JRF)にはスキーマが必要です。
サービス・インスタンスがデータベースにアクセスするために使用するネットワークへのアクセス。
サービス・インスタンスにアクセスするために使用されるパブリック・ネットワークへのアクセス。
Oracle Java Cloud Service