リソース、プロジェクトおよびアクティビティごとにカレンダを作成して割り当てることができます。カレンダごとに次を定義することができます。
カレンダ割当は、アクティビティのスケジュール計算、トラッキングおよびリソースの平準化のために使用されます。アクティビティが、それに割り当てられたカレンダを使用するか、割り当てられたリソースのカレンダを使用するかは、指定したアクティビティ・タイプに依存します(タスク依存対リソース依存)。
グローバル、リソース、およびプロジェクトの3つのカレンダ・プールが定義されています。グローバル・カレンダ・プールには、すべてのプロジェクトに適用されるカレンダが含まれます。プロジェクト・カレンダ・プールは、各プロジェクト固有のカレンダをプールするものです。リソース・カレンダ・プールには、各リソース固有のカレンダをプールできます。リソースにはリソース・カレンダまたはグローバル・カレンダを、アクティビティにはグローバル・カレンダまたはプロジェクト・カレンダを割り当てることができます。
リソースおよびプロジェクトのカレンダは、グローバル・カレンダにリンクすることができます。グローバル・カレンダを変更した場合、変更されたグローバル・カレンダにリンクしているすべてのリソースおよびプロジェクトのカレンダに変更が適用されます。
リソース・カレンダには次の2つのタイプがあります。
P6 EPPMデータベースに接続している場合: 共有リソース・カレンダは複数のリソースに割り当てることができ、リソース・カレンダの追加/編集/削除権限(P6を使用して定義)を持つユーザーのみが共有リソース・カレンダを編集できます。
P6 Professionalデータベースに接続している場合: 共有リソース・カレンダは複数のリソースに割り当てることができ、リソース・カレンダの追加/編集/削除権限を持つユーザーのみが共有リソース・カレンダを編集できます。
パーソナル・リソース・カレンダは、1人のユーザーにのみ割り当てられ、そのユーザーが標準週間労働時間、既定期間稼働時間および自身のパーソナル・リソース・カレンダ内の例外を編集するために権限を必要としないこと以外は共有リソース・カレンダと類似しています。パーソナル・リソース・カレンダを割り当てられたユーザーは、「エンタープライズ」、「カレンダ」を選択してから自分のカレンダを選択して編集することができます。
P6 EPPMデータベースに接続している場合: パーソナル・リソース・カレンダを編集するには、ユーザーを定義し(P6を使用)、ユーザーを表すリソースを定義し(P6またはP6 Professionalを使用)、ユーザーを対応するリソースに関連付けて(P6を使用)、そのユーザーのパーソナル・リソース・カレンダを作成する必要があります(P6またはP6 Professionalを使用)。
P6 Professionalデータベースに接続している場合: パーソナル・リソース・カレンダを編集するには、ユーザーおよびユーザーを表すリソースを定義し、ユーザーを対応するリソースに関連付けて、そのユーザーのパーソナル・リソース・カレンダを作成する必要があります。
共有リソース・カレンダは、共有リソース・カレンダに割り当てられているリソースがゼロまたは1つの場合にのみパーソナル・リソース・カレンダに変換できます。パーソナル・リソース・カレンダは共有リソース・カレンダに変換できます。また、共有カレンダとパーソナル・カレンダの間でカレンダ変換を行うには、「リソース・カレンダの追加/編集/削除」権限が必要です。P6 ProfessionalがP6 EPPMデータベースに接続している場合、これはP6で定義されます。
注意:
法律上の注意点
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最終発行 2016年11月9日