Oracle Appliance Managerでは、様々な高性能の監視ツールやレポート作成ツールにアクセスできますが、これらのツールには、独自の構文およびコマンド・セットを必要とするスタンドアロン・ツールから派生したものがあります。
次のリストでは、ORAchkコマンドおよびディスク診断ツールを簡単に説明します。
ORAchk
ORAchk構成監査ツールは、次のようなカテゴリでOracle RAC 2ノード・デプロイ用の重要な構成設定を監査します。
レビューア: CRSという用語はすでに使用されていません。また、Oracle Grid Infrastructureには、OCRと投票ディスク(CRS)、およびASMが取り込まれています。このためCRSの項は削除します。オペレーティング・システムのカーネル・パラメータおよびパッケージ
RDBMS
データベース・パラメータおよびその他のデータベース構成設定
Oracle Grid Infrastructure (Oracle ClusterwareおよびOracle Automatic Storage Managementを含む)
ORAchkは常にシステム全体に対して機能します。構成にベスト・プラクティスが付随しているかどうかをチェックします。たとえば、ORAchkはシステムを確認し、ORAchkがOracle Appliance Managerによって実行されている場合のOracle Database Applianceに固有のベスト・プラクティス野問題を識別します。Oracle Database ApplianceでORAchkを検索するには、次のコマンドを使用します。
oakcli orachk -h
また、My Oracle Supportのノート1268927.2を確認します。
ディスク診断ツール
ディスク診断ツールを使用すると、ディスクの問題の原因を特定するのに役立ちます。このツールにより、ノードごとに14のディスク・チェックのリストが生成されます。ツールを実行するには、次のコマンドを入力します。
# oakcli stordiag resource_type