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Oracle® Database Appliance管理およびリファレンス・ガイド
リリース12.1.2.7.0 for Linux x86-64
E67089-01
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oakcli clone vm

oakcli clone vmコマンドを使用して、仮想マシンのクローンおよびスナップ・クローンを作成します。

構文

テンプレートから仮想マシンを作成するには、次の手順を実行します。

   oakcli clone vm vm_name -vmtemplate template_name -repo repo_name [-node 0|1] [-driverdomain]   

既存の仮想マシンのスナップショット・クローンを作成するには:

oakcli clone vm vm_name -vm src_vm_name -snap [-force] [-driverdomain]

テンプレートから仮想マシンのスナップショットを作成するには:

oakcli clone vm <vm_name> -vmtemplate src_vmtempl_name -snap [-driverdomain]

パラメータ


パラメータ 説明

-vmvm_name

新しくクローニングされた仮想マシンに付けた名前を識別します。

-vmtemplate template_name

クローン元の仮想マシンが含まれているテンプレートの名前を識別します。

-repo repo_name

クローン元のテンプレートが含まれているリポジトリの名前を識別します。

-node 0 | 1

仮想マシンがクローニングされる共有リポジトリが含まれているOracle Database Applianceノードを指定します。

-vm src_name

クローニングされる仮想マシンの名前を識別します。

-snap

(オプション)ソース仮想マシンまたは仮想マシン・テンプレートのスナップショットを作成します。

-driverdomain

(オプション)ドライバ・ドメイン・オプションを使用して仮想マシンを作成します。

-h

(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。


使用上の注意

  • -nodeパラメータは、共有リポジトリからクローニングするときに使用する必要があります。-nodeパラメータは、非共有リポジトリでは無効です。

  • ドライバ・ドメインはゲスト仮想マシンに仮想ディスクを追加する場合のみ機能します。 -driverdomain を指定すると、クローニングされた仮想マシンがドライバ・ドメイン・モードになります。対応する仮想マシン構成ファイル、vm.cfgには次のディスク・エントリがあります。

     -driverdomain を指定すると、クローニングされた仮想マシンがドライバ・ドメイン・モードになります。対応する仮想マシン構成ファイル、vm.cfgには次のディスク・エントリがあります。

    disk = [u'file:/OVS/Repositories/repo5/.ACFS/snaps/vm10/VirtualMachines/

    vm10/System.img,xvda,w',

    u'file:/u01/app/sharedrepo/repo5/.ACFS/snaps/

    vm10/VirtualMachines/vm10/u01.img,xvdb,w,oakDom1']

    xvdaブート・ディスクを除き、すべてのディスクにoakDom1からのパス、つまりodabaseがあります。

例4-2 仮想マシン・イメージの作成

ノード0のrepo2 という名前の共有リポジトリに格納されているmyol6u_15gb1という名前の仮想マシン・テンプレートから、myol6u_testという名前の仮想マシン・イメージを作成します。

oakcli clone vm myol6u_test -vmtemplate myol6u_15gb1 -repo repo2 -node 0