Oracle VMを使用して、データベースとアプリケーションのシステム・リソースの使用を最適化できます。
Oracle Database Applianceで仮想化されたプラットフォームをデプロイできます。仮想化プラットフォームは、Oracle VMに基づきます。Oracle Database Appliance仮想化プラットフォームでは、Oracle VMの機能を使用して、同一の物理Oracle Database Appliance上で実行されているデータベースとアプリケーションに効果的にリソースを割り当てることができます。単に不要なサーバー・コアを無効にするのでなく、他のワークロードをホスティングするために余剰の容量を使用できます。これによりデータベースとアプリケーションを統合できる一方で、Oracle Database Applianceに関連するデプロイメントと管理は容易なままに保たれます。
Oracle Database Appliance仮想化プラットフォームは、Oracle Database Applianceハードウェアのすべてのバージョン上でサポートされます。Oracle VMによってサポートされるテンプレートとオペレーティング・システムは、すべてOracle Database Appliance仮想化プラットフォーム上でもサポートされます。サポートされるオペレーティング・システムは、Linux、Windows、Solaris x86などです。
注意:
現在、新しいシステムは、すべて仮想化されていないISOイメージで工場から出荷されています。
現在Oracle Database Applianceの仮想化されていないデプロイメントを使用しており、Oracle Database Applianceを仮想化プラットフォームとして使用する場合は、Oracle Database Appliance仮想化プラットフォームISOイメージを使用してサーバーを再イメージ化する必要があります。Oracle Database Appliance仮想化プラットフォームISOイメージをダウンロードするためのリンクは、MOSノート888888.1を参照してください。