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Oracle® Database Appliance管理およびリファレンス・ガイド
リリース12.1.2.7.0 for Linux x86-64
E67089-01
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共有リポジトリで使用するための仮想ディスクの作成

oakcli create vdisk コマンドを使用して、Oracle Database Appliance仮想化プラットフォームで共有リポジトリに仮想ディスクを作成します。

oakcli create vdiskコマンドは、仮想ディスクのサイズ、ディスクが作成される共有リポジトリの定義、共有リポジトリ内のそのディスクの一意の名前の定義、およびディスクが1つの仮想マシンで使用されるか、複数の仮想マシンで共有できるかの定義をします。

作成するvdiskの名前は、oakcli create vdisk nameコマンドによって定義されます。ここで、nameは作成するvdiskの名前です。-repo reponameオプションを使用して、vdiskを作成するリポジトリを指定します。ここで、reponameはvdiskを作成するリポジトリを指定します。-size sizeGオプションを使用して、vdiskのサイズを指定します(GB単位)。ここで、sizeGは構成されたサイズに追加するサイズ(GB単位)です。vdiskを共有ディスクとして構成する場合は、-type sharedオプションを使用して、vdiskを共有ディスクとして指定します。

例 3-7 共有仮想ディスクの作成の例

この例では、repo2共有リポジトリにsdisk1という名前の仮想ディスクをサイズ1GBで作成し、複数の仮想マシンが共有できるようにします。

oakcli create vdisk sdisk1 -repo repo2 -size 1G -type shared