oakcli create vdisk
コマンドを使用して、Oracle Database Appliance仮想化プラットフォームで共有リポジトリに仮想ディスクを作成します。
oakcli create vdisk
コマンドは、仮想ディスクのサイズ、ディスクが作成される共有リポジトリの定義、共有リポジトリ内のそのディスクの一意の名前の定義、およびディスクが1つの仮想マシンで使用されるか、複数の仮想マシンで共有できるかの定義をします。
作成するvdiskの名前は、oakcli create vdisk name
コマンドによって定義されます。ここで、name
は作成するvdiskの名前です。-repo reponame
オプションを使用して、vdiskを作成するリポジトリを指定します。ここで、reponame
はvdiskを作成するリポジトリを指定します。-size sizeG
オプションを使用して、vdiskのサイズを指定します(GB単位)。ここで、sizeG
は構成されたサイズに追加するサイズ(GB単位)です。vdiskを共有ディスクとして構成する場合は、-type shared
オプションを使用して、vdiskを共有ディスクとして指定します。
例 3-7 共有仮想ディスクの作成の例
この例では、repo2
共有リポジトリにsdisk1
という名前の仮想ディスクをサイズ1GBで作成し、複数の仮想マシンが共有できるようにします。
oakcli create vdisk sdisk1 -repo repo2 -size 1G -type shared