oakcli configure vm
コマンドを使用して、Oracle Database Appliance仮想化プラットフォームで仮想マシンを構成します。
デフォルトで仮想マシンを実行するノードを指定するには-prefnode
句を、(起動時またはすでにアクティブであるとき)優先ノードが使用不可能な場合に仮想マシンで他のノードを使用するかどうかを指定するには-failover
句を指定します。
現在稼働している仮想マシンを再構成した場合、変更は仮想マシンを停止して再起動するまで有効になりません。
例
myol15u_test
という名前の仮想マシンにある特定のリソースに値を設定します。
oakcli configure vm myol5u_test -vcpu 2 -cpuprio 150 -cpucap 20 -memory 1G -cpupool linpool -keyboard en-us -mouse USB_MOUSE
パラメータ | 説明 |
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起動時に仮想マシンに割り当てられるCPU数として、2を設定します |
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CPUアクセスの優先度を150に設定します |
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仮想マシンに割り当てられるCPUの容量の最大比率を20%に設定します |
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仮想マシンの起動時に割り当てられるメモリー容量を1GBに設定します |
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仮想マシンに割り当てられるCPUプールに、 |
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仮想マシンにアクセスするために使用されるキーボード・タイプを |
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仮想マシンにアクセスするために使用されるマウス・タイプをUSBマウスと定義します |
これらの値は、この仮想マシンの導出元となった仮想マシン・テンプレートの同じパラメータに割り当てられた値に優先します。仮想マシンは、親テンプレートまたは構成コマンドのいずれにも定義されていないパラメータにデフォルト値を使用します。
注意:
CPUの容量は、-cpupool
パラメータで仮想マシンに割り当てられるCPUプールによって、または(-cpupool
パラメータで仮想マシンが構成されていない場合は)、default_unpinned_poolによって制御されます。-vcpu
パラメータと-maxvcpu
パラメータの値が割当済のCPUプール内のCPUの数より大きい場合は無視されます。