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Oracle® Database Appliance管理およびリファレンス・ガイド
リリース12.1.2.7.0 for Linux x86-64
E67089-01
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仮想マシンの構成

oakcli configure vmコマンドを使用して、Oracle Database Appliance仮想化プラットフォームで仮想マシンを構成します。

デフォルトで仮想マシンを実行するノードを指定するには-prefnode 句を、(起動時またはすでにアクティブであるとき)優先ノードが使用不可能な場合に仮想マシンで他のノードを使用するかどうかを指定するには-failover句を指定します。

現在稼働している仮想マシンを再構成した場合、変更は仮想マシンを停止して再起動するまで有効になりません。

myol15u_testという名前の仮想マシンにある特定のリソースに値を設定します。

oakcli configure vm myol5u_test
-vcpu 2 -cpuprio 150 -cpucap 20 -memory 1G 
-cpupool linpool -keyboard en-us -mouse USB_MOUSE

パラメータ 説明

-vcpu 2

起動時に仮想マシンに割り当てられるCPU数として、2を設定します

-cpuprio 150

CPUアクセスの優先度を150に設定します

-cpucap 20

仮想マシンに割り当てられるCPUの容量の最大比率を20%に設定します

-memory 1G

仮想マシンの起動時に割り当てられるメモリー容量を1GBに設定します

-cpupool linpool

仮想マシンに割り当てられるCPUプールに、linpoolを指定します

-keyboard en-us

仮想マシンにアクセスするために使用されるキーボード・タイプをen-usと定義します

-mouse USB_MOUSE

仮想マシンにアクセスするために使用されるマウス・タイプをUSBマウスと定義します


これらの値は、この仮想マシンの導出元となった仮想マシン・テンプレートの同じパラメータに割り当てられた値に優先します。仮想マシンは、親テンプレートまたは構成コマンドのいずれにも定義されていないパラメータにデフォルト値を使用します。

注意:

CPUの容量は、-cpupoolパラメータで仮想マシンに割り当てられるCPUプールによって、または(-cpupoolパラメータで仮想マシンが構成されていない場合は)、default_unpinned_poolによって制御されます。-vcpuパラメータと-maxvcpuパラメータの値が割当済のCPUプール内のCPUの数より大きい場合は無視されます。