oakcli clone vdiskコマンドを使用して、Oracle Database Appliance仮想化プラットフォームの仮想ディスクのクローンを作成します。
コマンドoakcli clone vdiskは、仮想ディスクのサイズ、そのディスクが作成される共有リポジトリ、その共有リポジトリ内のそのディスクの一意の名前、ディスクが1台の仮想マシンで使用されるか、または複数の仮想マシンによって共有できるかを定義します。
作成するvdiskの名前は、コマンドoakcli clone vdisk nameによって定義されます。nameは作成するvdiskの名前です。-repo reponameオプションを使用して、vdiskを作成するリポジトリを識別します。reponameは元のvdiskがあるリポジトリの名前です。オプション-src sourcevdisknameを使用します。sourcevdisknameはクローニングする仮想ディスクの名前です。オプション-hを追加して、このコマンドのヘルプを表示します。
構文
oakcli clone vdisk name -repo reponame -src sourcevdiskname [-h]
例3-10 仮想ディスクのクローニングの例
この例は、vrepo1というリポジトリに格納されたvdisk1という既存の仮想ディスクからmy_vdisk2という仮想ディスクのクローンを作成します。
oakcli clone vdisk my_vdisk2 -repo vrepo1 -src vdisk1