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Oracle® Database Appliance管理およびリファレンス・ガイド
リリース12.1.2.7.0 for Linux x86-64
E67089-01
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Oracle Database Applianceハードウェア監視ツール

Oracle Database Applianceハードウェア監視ツールは、Oracle Database Applianceサーバー・ノードで、様々なハードウェア・コンポーネントの状態を表示します。

ツールは、トレース・ファイル・アナライザ・コレクタによって実装されます。ベア・メタル・システムおよび仮想化システムの両方で、このツールを使用します。

コマンドoakcli show -hを実行することで、監視対象コンポーネントの一覧を表示できます。

特定のコンポーネントに関する情報を表示するには、コマンド構文oakcli show componentを使用します。componentは、クエリするハードウェア・コンポーネントです。たとえば、コマンドoakcli show powerは、特にOracle Database Appliance電源装置に関する情報を表示します。

oakcli show power

NAME            HEALTH HEALTH DETAILS PART_NO. SERIAL_NO.          LOCATION 
INPUT POWER OUTPUT POWER INLET TEMP      EXHAUST TEMP

Power Supply_0  OK     -              7047410   476856F+1242CE0020 PS0    
Present     88 watts     31.250 degree C 34.188 degree C
Power Supply_1  OK     -              7047410   476856F+1242CE004J PS1     
Present     66 watts     31.250 degree C 34.188 degree C

注意:

Oracle Database Appliance Serverハードウェア監視ツールは、Oracle Database Appliance仮想化プラットフォーム上でODA_BASEの初期起動中に有効になります。起動時に、ツールは約5分間、基本統計を収集します。その際に、「Gathering Statistics…」というメッセージが表示されます。

Oracle Database Applianceハードウェア監視ツールのレポートは、コマンドを実行したノードのみを対象としています。出力に表示される情報は、表示するように選択したコンポーネントによって異なります。