Oracle Database Applianceハードウェア監視ツールは、Oracle Database Applianceサーバー・ノードで、様々なハードウェア・コンポーネントの状態を表示します。
ツールは、トレース・ファイル・アナライザ・コレクタによって実装されます。ベア・メタル・システムおよび仮想化システムの両方で、このツールを使用します。
コマンドoakcli show -h
を実行することで、監視対象コンポーネントの一覧を表示できます。
特定のコンポーネントに関する情報を表示するには、コマンド構文oakcli show component
を使用します。component
は、クエリするハードウェア・コンポーネントです。たとえば、コマンドoakcli show power
は、特にOracle Database Appliance電源装置に関する情報を表示します。
oakcli show power NAME HEALTH HEALTH DETAILS PART_NO. SERIAL_NO. LOCATION INPUT POWER OUTPUT POWER INLET TEMP EXHAUST TEMP Power Supply_0 OK - 7047410 476856F+1242CE0020 PS0 Present 88 watts 31.250 degree C 34.188 degree C Power Supply_1 OK - 7047410 476856F+1242CE004J PS1 Present 66 watts 31.250 degree C 34.188 degree C
注意:
Oracle Database Appliance Serverハードウェア監視ツールは、Oracle Database Appliance仮想化プラットフォーム上でODA_BASEの初期起動中に有効になります。起動時に、ツールは約5分間、基本統計を収集します。その際に、「Gathering Statistics…」というメッセージが表示されます。
Oracle Database Applianceハードウェア監視ツールのレポートは、コマンドを実行したノードのみを対象としています。出力に表示される情報は、表示するように選択したコンポーネントによって異なります。