この項では、Oracle Database Appliance X4–2のCapacity-On-Demandライセンスについて説明します。
Oracle Database Appliance X4-2は2台のサーバーで構成されています。各サーバーに24個のCPUコアがあります。デフォルトでは、Oracle Database Applianceは、両方のサーバーのすべてのコアが有効な状態で出荷されます。
2台のサーバーのそれぞれで、24個のCPUコアが有効です
48個のCPUコアが有効です
デフォルトのCPUコア数(各サーバーで24個)を使用することも、「Oracle Database Appliance X4-2ベア・メタル・デプロイメントでのCPUコア数の設定」の手順に従ってCPUコア数を変更することもできます。たとえば、各サーバーのCPUコア数を16個に変更すると、サーバーは次のような構成になります。
2台のサーバーのそれぞれで、16個のCPUコアが有効です
32個のCPUコアが有効です
Oracle Database Appliance X4-2ベア・メタル・デプロイメントでCPUコア数を設定する場合のルールと制限
CPUコア数を変更する前に次のルールと制限を確認してください。
各サーバーのCPUコア数は、2から24までの2の倍数に変更できます。
CPUコア数を変更した場合、その後はCPUコア数を増やすことのみ可能です。
たとえばCPUコア数を16に変更した場合、その後はCPUコア数は18、20、22または24にしか増やせません。CPUコア数を22に変更した後は、CPUコア数は24にしか増やせません。
各サーバーに必要なCPUコア数が24の場合、デフォルト構成を使用します。「Oracle Database Appliance X4-2ベア・メタル・デプロイメントでのCPUコア数の設定」の手順を使用してCPUコア数を24に設定しないでください。デフォルト構成を使用していれば、後からCPUコア数を16未満の数に変更できます。
注意:
手順に従って誤ってCPUコア数を24に設定し、後でCPUコア数を増やせない状態であることにすぐに気付いた場合、Oracleサポートに連絡してください。