この項では、Oracle Database Appliance X3-2のCapacity-On-Demandライセンスについて説明します。
Oracle Database Appliance X3-2は2台のサーバーで構成されています。各サーバーに16個のCPUコアがあります。デフォルトでは、Oracle Database Applianceは、両方のサーバーのすべてのコアが有効な状態で出荷されます。
2台のサーバーのそれぞれで、16個のCPUコアが有効です
32個のCPUコアが有効です
Oracle Database Appliance X3-2ベア・メタル・デプロイメントでCPUコア数を設定する場合のルールと制限
CPUコア数を変更する前に次のルールと制限を確認してください。
Oracle Appliance Manager 2.8以下を実行している場合、各サーバーのCPUコア数を、4、8、12または16に変更できます。
Oracle Appliance Manager 2.10以上を実行している場合、各サーバーのCPUコア数を、2、4、6、8、10、12、14または16に変更できます。
CPUコア数を変更した場合、その後はCPUコア数を増やすことのみ可能です。
たとえばCPUコア数を8に変更した場合、その後はCPUコア数は12または16にしか増やせません。CPUコア数を12に変更した後は、CPUコア数は16にしか増やせません。
各サーバーに必要なCPUコア数が16の場合、デフォルト構成を使用します。「Oracle Database Appliance X3-2ベア・メタル・デプロイメントでのCPUコア数の設定」の手順を使用してCPUコア数を16に設定しないでください。デフォルト構成を使用していれば、後からCPUコア数を16未満の数に変更できます。
注意:
手順に従って誤ってCPUコア数を16に設定し、後でCPUコア数を増やせない状態であることにすぐに気付いた場合、Oracleサポートに連絡して問題を解決してください。