第VII部 シャード・データベースの管理
シャーディングは、独立したデータベース間でデータが水平にパーティション化されるデータ階層アーキテクチャです。
次の項目では、Oracle Shardingを使用したシャード・データベースの設計、デプロイメント、スキーマ作成および管理について説明します。
- Oracle Shardingの概要
Oracle Shardingによるシャード・データベースの管理に関連する概念を詳しく学びます。 - シャード・データベースのスキーマの設計
シャーディングの利点を活用するには、1つのシャードで実行されるデータベース・リクエストの数が最大になるように、シャード・データベース(SDB)のスキーマを設計する必要があります。 - シャード・データベースの物理編成
シャード・データベースの物理編成について学びます。 - シャーディング方法
この章では、Oracle Shardingでサポートされるシャーディング方法、方法の選択およびサブパーティションの使用方法について説明します。 - シャード・データベース・アプリケーションの設計に関する考慮事項
シャーディングの利点を活用するには、1つのシャードで実行されるデータベース・リクエストの数が最大になるように、SDBのスキーマを設計する必要があります。 - SDB環境でのルーティング
Oracle Shardingは2つのタイプのルーティングをサポートしています。 - シャード・レベルの高可用性
Oracle Shardingは、シャード・レベルの高可用性と障害回復のためにOracle Databaseレプリケーション・テクノロジに統合されています。 - シャード・データベースのデプロイ
シャード・データベースのデプロイでは、必要なソフトウェア・コンポーネントのインストール、カタログ、ロール、シャード・データベースの作成、高可用性のためのレプリケーションの構成、およびシャード・データベースのスキーマ作成のための前提条件と手順について説明します。 - シャード・データベースのライフサイクル管理
Oracle Shardingは、シャード・データベースのライフサイクル管理のためのツールおよびいくつかの自動化を提供しています。