第V部 XML Schemaとオブジェクト・リレーショナルXMLType
XML Schemaの使用方法とXMLType
データのオブジェクト・リレーショナル記憶域について説明します。
- XMLType記憶域および索引付けの選択
アプリケーションの設計では、使用するXMLType
記憶域モデルおよび使用する索引付けの方法を選択することも重要です。 - XML Schemaの格納と問合せ: 基本
XML Schemaとは、XML文書のコンテンツおよび構造を記述するための標準です。Oracle XML DBで使用するXML Schemaは、登録、更新および削除できます。XML Schemaに基づくデータに使用する記憶域構造を定義し、XML Schemaデータ型をSQLデータ型にマッピングできます。 - XML Schemaの格納と問合せ: オブジェクト・リレーショナル記憶域
XML Schemaに基づくデータに対する高度なテクニックには、オブジェクト・リレーショナル記憶域の使用、XML Schemaの注釈付け、XML Schemaデータ型のSQLへのマッピング、complexType
の拡張および制限の使用、XML Schemaに基づくデータの作成、XML Schemaに基づくデータに対するリレーショナル制約の指定およびXML Schemaに基づくデータのパーティション化、XMLType
データの表外格納、複雑または大規模なスキーマの操作、スキーマ登録のデバッグなどがあります。 - オブジェクト・リレーショナル記憶域のXPathリライト
オブジェクト・リレーショナル形式で格納されたXMLType
データの場合、様々なSQL関数のXPath式引数に関する問合せは、基礎となるSQL表に対する問合せに自動的にリライトされることによって、高度に最適化されます。 - XML Schemaの拡張
XML Schemaの拡張を使用すると、XML SchemaをOracle XML DBに登録した後に更新できます。