A.1 Oracle ORAchkおよびOracle Exachkの汎用コマンドの実行

Oracle ORAchkおよびOracle Exachkに共通のコマンド・オプションのリスト。

構文

[-a] 
[-v] 
[-debug] 
[-daemon] 
[-nodaemon] 
[-f] 
[-upgrade] 
[-noupgrade] 
[-testemail all | "NOTIFICATION_EMAIL=comma-delimited list of email addresses"] 
[-sendemail “NOTIFICATION_EMAIL=comma-delimited list of email addresses"] 
[-dbserial] 
[-dbparallel [n]] 
[-dbparallelmax]

パラメータ

表A-1 汎用コマンド

オプション 説明

-a

ベスト・プラクティス・チェックや推奨のパッチ・チェックを含むすべてのチェックを実行します。オプションを指定しない場合、ツールではデフォルトですべてのチェックが実行されます。

-v

Oracle ORAchkツールおよびOracle Exachkツールのバージョンを表示します。

-debug

デバッグ・モードで実行します。

生成される.zipファイルには、Oracle Supportに役立つデバッグ・ログおよびその他のファイルが含まれます。

-daemon

デーモンが実行されている場合にのみ実行します。

-nodaemon

デーモンにコマンドを送信しません。対話的に使用します。

-f

オフラインで実行します。ツールは、システムからすでに収集されたデータで状態チェックを実行します。

-upgrade

実行されているツールのバージョンのアップグレードを強制します。

-noupgrade

RAT_UPGRADE_LOC環境変数で指定された場所により新しいバージョンがある場合でも、アップグレードが求められません。

-testemail all | "NOTIFICATION_EMAIL=comma-delimited list of email addresses"

テスト電子メールを送信して、電子メール構成を検証します。

-sendemail "NOTIFICATION_EMAIL=comma-delimited list of email addresses"

電子メール・アドレスのカンマ区切りのリストを指定します。

完了時に生成されたHTMLレポートを特定の電子メール・アドレスに送信します。

-dbserial

SQLSQL_COLLECTおよびOS状態チェックをシリアル実行します。

-dbparallel [n]

子プロセスのn数を使用して、SQLSQL_COLLECTおよびOS状態チェックをパラレル実行します。

デフォルトはCPUの25%です。

-dbparallelmax

子プロセスの最大数を使用して、SQLSQL_COLLECTおよびOS状態チェックをパラレル実行します。