最初のノードの不完全なアップグレードの続行
最初のノードでOracle Grid Infrastructureのアップグレードが失敗した場合、アップグレードを完了するにはこの情報を確認します。
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rootスクリプトの失敗で、
CLSRSC-400
メッセージにより再起動が必要であることが示される場合、最初のノードを再起動します(アップグレードを開始したノード)。そうでない場合は、エラー出力に報告されたエラー状態を修正またはクリアします。 -
必要に応じて、最初のノードに
root
としてログインします。最初のノードでディレクトリを新しいGridホームに変更し、そのノードで再度rootupgrade.sh
スクリプトを実行します。次に例を示します。[root@node1]# cd /u01/app/12.2.0/grid [root@node1]# ./rootupgrade.sh
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クラスタ内の他のすべてのノードでアップグレードを完了します。
[root@node1]# ./rootupgrade.sh
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レスポンス・ファイルを構成し、インストール用のパスワードを指定します。
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アップグレードを完了するには、Gridインストール所有者としてログインしてから、
Grid_home
にあるgridSetup.sh
を実行して、作成したレスポンス・ファイルを指定します。たとえば、レスポンス・ファイルがgridinstall.rsp
の場合は次のとおりです。[grid@node1]$ gridSetup.sh -executeConfigTools -responseFile Grid_home/install/response/gridinstall.rsp