アップグレード強制後のアクセス不可能ノードの追加
この手順を使用して、クラスタの強制アップグレード後にアクセス不可能ノードを追加します。
Oracle Grid Infrastructure 12c以上では、クラスタの強制アップグレード後、ここで説明している手順を使用して、アクセス不可能ノードを削除するのではなく、以前のリリースで求められていた、クラスタにノードを追加することが可能になりました。このオプションを使用するには、Oracle Grid Infrastructure 12cリリース2 (12.2)ソフトウェアがノードにインストールされている必要があります。
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クラスタに追加するノードで
root
ユーザーとしてログインします。 -
ディレクトリをOracle Grid Infrastructure 12cリリース2 (12.2)の
Grid_home
ディレクトリに変更します。次に例を示します。$ cd /u01/12.2.0/grid/
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次のコマンドを実行します。upgraded_nodeは、正常にアップグレードされたクラスタ・ノードの1つです。
$ rootupgrade.sh -join -existingnode upgraded_node