ネットワーク・インタフェース構成のオプション
インストール時に、Oracle Universal Installer(OUI)がクラスタ・ノードで検出するネットワーク・アダプタ(ネットワーク・インタフェース)ごとに計画された使用方法を指定するように求められます。
各NICは、次の役割のいずれか1つのみを実行するように構成できます。
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パブリック
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プライベート
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使用しない
ネットワーク・インタフェース構成のオプション
Oracle ClusterwareとOracle RACの両方には、同じプライベート・アダプタを使用する必要があります。選択する正確なネットワーク構成は、構成するクラスタのサイズおよび使用方法と、必要な可用性のレベルによって異なります。ネットワーク・インタフェースは1GbE以上である必要があり、推奨は10GbEです。かわりに、インターコネクトにInfiniBandを使用することもできます。
動作保証されているネットワーク接続ストレージ(NAS)をOracle RAC用に使用し、このストレージにイーサネットベースのネットワークを介して接続する場合は、NAS I/O用に3つ目のネットワーク・インタフェースが必要です。この場合、3つの別々のインタフェースを使用しないと、負荷によってパフォーマンスと安定性の問題が発生します。
冗長インターコネクトを使用しても、パブリックな通信で使用されるネットワーク・アダプタは保護できません。パブリック・アダプタに高可用性またはロード・バランシングが必要な場合は、サードパーティのソリューションを使用します。通常、これにはボンディング、トランキングなどのテクノロジが使用できます。
プライベート・アダプタとして使用する複数のネットワーク・アダプタを選択すると、プライベート・ネットワークで冗長インターコネクトを使用できます。複数のネットワーク・アダプタをプライベートとして指定する場合は、冗長インターコネクトを使用することで冗長なインターコネクトが作成されます。