Oracle Grid Infrastructureでの以前のOracle Databaseリリースの使用
Oracle Grid Infrastructure 12cリリース2 (12.2)インストールで前のリリースのOracle Databaseを使用する場合については、次のトピックを確認します。
- 以前のリリースのOracle Databaseの使用に関する一般的な制限
Oracle Database 12cリリース1と2およびOracle Database 11gリリース2 (11.2.0.3以上)は、Oracle Grid Infrastructure 12cリリース2 (12.2)で使用できます。 - 以前のデータベース・バージョンによるサーバー・プールの管理
Oracle Grid Infrastructure 12cから、Oracle Databaseサーバーのカテゴリに、HubおよびLeafという、以前のリリースにはなかったロールが含まれるようになりました。 - 以前のリリースのOracle Databaseに対するOracle ASMの有効化
Oracle Database 12c以前のOracle DatabaseでOracle ASMを使用するには、ローカルのASMを使用するか、Oracle Flex ASMのカーディナリティをデフォルトの3ではなくALLに設定します。 - ASMCAを使用した、以前のリリースのデータベースのディスク・グループの管理
前のリリースのOracle DatabaseおよびOracle RACデータベースをOracle Grid Infrastructureにインストールするときに、Oracle ASM Configuration Assistant (ASMCA)を使用して、ディスク・グループを作成および変更します。 - Oracle Databaseリリース11.x用のクラスタ・ノードの固定
旧バージョンのOracleソフトウェアがインストールされていないクラスタにOracle Clusterware 12cリリース2 (12.2)をインストールすると、Oracle Databaseリリース11.2以上と互換性のあるクラスタ・ノードが動的に構成されます。ただし、Oracle Database 10gおよび11.1では、永続構成が必要です。 - 適切なLSNRCTLコマンドの使用
Oracle Database 12cリリース2のローカルおよびSCANリスナーを、lsnrctl
コマンドを使用して管理するには、$ORACLE_HOME
環境変数をOracle Grid Infrastructureホーム(Gridホーム)のパスに設定します。