Oracle Solaris用Oracle Database前提条件パッケージについて

Oracle Database前提条件グループ・パッケージを使用してオペレーティング・システムの構成を簡略化し、確実に必要なパッケージがインストールされるようにします。

Oracle Solaris 11.2以降では、Oracle Database 12cリリース1 (12.1)およびそれ以降のデータベースの場合、Oracle Database前提条件グループ・パッケージgroup/prerequisite/oracle/oracle-rdbms-server-12-1-preinstallを使用して、Oracle DatabaseおよびOracle Grid Infrastructureのインストールに必要なすべてのパッケージが確実にシステムに含まれるようにします。

solaris-minimal-serversolaris-small-serversolaris-large-serverまたはsolaris-desktopなどのサーバー・パッケージ・グループのいずれかを使用してOracle Solarisをインストールした場合でも、oracle-rdbms-server-12-1-preinstallをインストールできます。

Oracle SolarisおよびOracle Database前提条件グループ・パッケージを使用してサーバーを構成するには、次の手順に従います。

  1. Oracle Database用の推奨されるバージョンのOracle Solarisをインストールします。

  2. Oracle Database前提条件パッケージoracle-rdbms-server-12-1-preinstallをインストールします。

  3. ロールが割り当てられたユーザーおよびグループを作成します。

  4. 各クラスタ・ノード候補のネットワーク・インタフェース構成を完了します。

  5. 標準またはコア・ノード・クラスタの候補ごとに、必要に応じて、共有ストレージ・アクセスのためのシステム構成をします。

これらの手順が完了した後に、Oracle Database、Oracle Grid InfrastructureまたはOracle RACのインストールに進むことができます。