D Oracle Solaris Clusterゾーン・クラスタでのOracle RACのデプロイ

Oracle Solaris Clusterには、高可用性ゾーン・クラスタを作成する機能が用意されています。ゾーン・クラスタにOracle Real Application Clusters (Oracle RAC)をインストールすると、異なるデータベース・バージョンまたは同じデータベースの異なるデプロイメント(たとえば、本番用に1つ、開発用に1つ)を持つことができます。

この付録では、Oracle Solaris Clusterゾーン・クラスタ内のOracle RACデプロイメントのユースケースと、デプロイメント・タスクに関するドキュメント・リソースへのリンクを示します。

• Oracle Solaris Clusterゾーン・クラスタ内のOracle RACデプロイメントについて
  ゾーン・クラスタは、複数のOracle Solarisゾーンで構成され、それぞれが固有の別々のサーバーに存在し、クラスタを構成するゾーンは単一の仮想クラスタにリンクされています。
• Oracle Solaris Clusterゾーン・クラスタ内のOracle RACデプロイメントの前提条件
  Oracle Solaris Clusterゾーン・クラスタでのOracle Real Application Clusters (Oracle RAC)デプロイの前提条件を確認してください。
• グローバル・ゾーンでのOracle RACのデプロイ
  このデプロイメント・シナリオは複数のサーバーで構成され、そのサーバーではOracle Real Application Clusters (Oracle RAC)をグローバル・ゾーンにインストールします。
• ゾーン・クラスタでのOracle RACのデプロイ
  このデプロイメント・シナリオでは、Oracle Real Application Clusters (Oracle RAC)をゾーン・クラスタにインストールできます。ゾーン・クラスタは、Oracle Solarisの非グローバル・ゾーンのクラスタです。