2.1.5 使用可能な一時ディスク領域の確認
TEMPディレクトリで使用可能なディスク領域は、空きディスク領域の合計から、Oracleソフトウェアをインストールするために必要な領域を引いたサイズになります。
インストールを実行するユーザーとしてログインするか、そのユーザーに切り替えます。詳細は、「Oracleインストール・ユーザーについて」を参照してください。
注意:
一時ディレクトリは、クラスタ内の各ノードで同じディレクトリ・パスに存在する必要があります。TEMP
ディレクトリには、1GBのディスク領域が使用可能である必要があります。十分な領域がない場合は、まず、すべての不要なファイルを削除します。この操作を行った後も一時ディスク領域が必要量に満たない場合は、ディスクのパーティション・サイズを増やすか、TEMP
環境変数が別のハード・ドライブを指すように設定します。環境変数TEMP
およびTMP
の両方が、次のようにTEMP
ディレクトリの場所を指していることを確認してください。
TEMP=C:\WINDOWS\TEMP
TMP=C:\WINDOWS\TEMP
- 「コントロール パネル」で、「システム」を選択します。
- 「システムの詳細設定」を選択します。
- 「システムのプロパティ」ウィンドウで、「詳細設定」タブを選択して「環境変数」をクリックします。
- ユーザー変数のリストで
TEMP
環境変数の値を変更します。
親トピック: サーバーのハードウェアとメモリー構成の確認