9.6.2 クラスタ用Oracle Grid Infrastructureのソフトウェア・バイナリの構成

GUIモードでOracle Grid Infrastructure構成ウィザードを開始して、ソフトウェア・バイナリを構成します。

Oracle Grid Infrastructureソフトウェアを少なくともローカル・ノードにインストールしたら、クラスタのすべてのノードにOracle Grid Infrastructureを構成できます。

  1. Oracleインストール・ユーザーとしてクラスタ・ノードにログインし、ディレクトリをGrid_homeに変更します。
  2. Oracle Grid Infrastructure構成ウィザードを次のように起動します。
    C:\Grid_home> gridSetup.bat
    構成スクリプトによってOracle Universal Installerが構成ウィザード・モードで起動します。
  3. 必要に応じて構成情報を指定します。

    構成ウィザード・モードで情報が検証され、すべてのクラスタ・ノードでインストールが構成されます。

  4. サマリーにクラスタの正しい情報が表示されていることを確認し、「インストール」をクリックしてローカル・ノードの構成を開始します。
    情報の提供を完了すると、OUIにより「サマリー」ページが表示され、クラスタに指定した情報がリストされます。
    ローカル・ノードの構成が完了すると、OUIによりOracle Grid Infrastructure構成ファイルが他のクラスタ・メンバー・ノードにコピーされます。
  5. プロンプトが表示されたら、rootスクリプトを実行します。
  6. すべてのrootスクリプトが実行されたことを確認すると、OUIによってクラスタの構成ステータスが確認され、必要に応じてその他の構成ツールが起動されます。