5.5.3.1 ハードウェア管理コンポーネントの構成

ハードウェア管理は、Windows コンポーネントの追加と削除ウィザードを使用してインストールされます。

  1. 「スタート」をクリックして、「コントロール パネル」を選択します。
  2. 「プログラムの追加と削除」を選択します。
  3. 「Windows コンポーネントの追加と削除」をクリックします。
  4. 「管理とモニタ ツール」を選択(ただし、チェックはしません)し、「詳細」ボタンをクリックして、詳細なコンポーネントの選択ウィンドウを表示します。
  5. 「ハードウェア管理」オプションを選択します。
    システム管理BIOS (SMBIOS)表型38hを介してBMCが検出されると、サード・パーティ製ドライバを削除するように指示するダイアログ・ボックスが表示されます。サード・パーティ製IPMIドライバがインストールされていない場合、またはシステムから削除されている場合は、「OK」をクリックして続行します。

    注意:

    Microsoftのドライバは他のドライバとは互換性がありません。いずれのサード・パーティ製ドライバも削除する必要があります。
  6. 「OK」をクリックして「ハードウェアの管理のコンポーネント」を選択し、「次へ」をクリックします。
    ハードウェア管理(Windowsリモート管理(WinRM)を含む)がインストールされます。

ドライバおよびハードウェア管理をインストールすると、Windowsデバイス マネージャの「システム デバイス」の下に、BMCが「Microsoft Generic IPMI Compliant Device」というラベルで表示されます。BMCがプラグ・アンド・プレイ・システムによって自動的に検出されない場合、手動でデバイスを作成する必要があります。

IPMIデバイスを作成するには、次のコマンドを実行します。

rundll32 ipmisetp.dll,AddTheDevice