A.2.2 レスポンス・ファイル・テンプレートの編集

製品、インストール・タイプおよび構成ツールごとに、レスポンス・ファイル・テンプレートをコピーして変更できます。

レスポンス・ファイルをコピーおよび変更するには、次の手順を実行します。

  1. レスポンス・ファイル・ディレクトリからシステム上のディレクトリに、レスポンス・ファイルをコピーします。
    copy Oracle_home\install\response\product_timestamp.rsp local_directory
  2. テキスト・エディタでレスポンス・ファイルを開きます。
  3. ファイルに記載された説明に従って編集します。

    注意:

    レスポンス・ファイルを正しく構成しないと、インストーラまたはコンフィギュレーション・アシスタントが失敗します。また、レスポンス・ファイル名が.rspで終わることを確認してください。
  4. レスポンス・ファイルを保護します。
    Oracleソフトウェアをインストールしたユーザーのみがレスポンス・ファイルを表示または変更できることを確認します。インストールの正常終了後に、変更済のレスポンス・ファイルを削除することを検討してください。

    注意:

    Oracle Grid InfrastructureまたはOracle Databaseのインストール用のすべてを指定したレスポンス・ファイルには、次のもののパスワードを含めることができます。
    • Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)管理アカウント

    • データベース管理アカウント

    • オペレーティング・システム・グループORA_DBAのメンバーであるユーザー(自動バックアップに必要)

    関連項目:

    レスポンス・ファイルの生成の詳細は、Oracle Universal Installer (OUI)ユーザーズ・ガイドを参照してください。