6.6.2 Windowsでの自動マウントの有効化

デフォルトで自動マウント機能が有効になっている場合にも、自動マウントが有効であることを確認してください。

自動マウントを有効化する必要があるのは、次のものを使用する場合です。

  • Oracle ASMのRAWパーティション

  • Oracle Clusterware

  • Oracle ASM用の論理ドライブ

注意:

RAWパーティションは、構成済のパーティションを使用している既存のインストールをアップグレードする場合のみ、サポートされます。新規インストールでのRAWパーティションの使用は、ASMCAまたはOUIではサポートされていませんが、手動で構成する場合は、ソフトウェアでサポートされます。
  1. 新しいボリュームの自動マウントが有効かどうかを確認するには、次のコマンドを実行します。
    C:\> diskpart 
    DISKPART> automount 
    Automatic mounting of new volumes disabled.
  2. 自動マウント機能を有効化する手順は、次のとおりです。
    1. コマンド・プロンプトで、次のコマンドを入力します。
      C:\> diskpart
      DISKPART> automount enable
      Automatic mounting of new volumes enabled.
    2. exitを入力してdiskpartセッションを終了します。
    3. クラスタ内の各ノードに対して手順1および2を繰り返します。

注意:

クラスタ内のすべてのノードでは、Oracle RACおよびOracle Clusterwareを正常にインストールするために、自動マウントを有効化しておく必要があります。自動マウントを有効化してから、データベースまたはOracle ASMで使用する論理パーティションを作成することをお薦めします。

ディスク自動マウントを有効化した後で、各ノードを再起動する必要があります。

ディスク自動マウントを有効化して、ノードを再起動すると、無効化するまでアクティブなままとなります。