5.4.1.4 Oracleインベントリ・ディレクトリ

Oracleインベントリ・ディレクトリには、サーバーにインストールされたすべてのOracleソフトウェア用の中央インベントリがあります。

システムにOracleソフトウェアを初めてインストールする場合、Oracleインベントリ・ディレクトリが存在するかどうかがインストーラによって確認されます。Oracleインベントリ・ディレクトリの場所は、Windowsレジストリ・キーHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Oracle\inst_locによって判断されます。Oracleインベントリ・ディレクトリが存在しない場合は、インストーラによってC:\Program Files\Oracle\Inventoryのデフォルトの場所に作成されます。中央インベントリは、すべてのクラスタ・ノードに作成されます。

注意:

Windowsレジストリでのinst_locの値の変更は、サポートされていません。

Oracleインベントリ・ディレクトリは、Oracleインストール・ユーザーのOracleベース・ディレクトリの下にはインストールされません。これは、すべてのOracleソフトウェア・インストールで共通のOracleインベントリを共有するため、Oracleインベントリはすべてのユーザー用に1つしかありませんが、Oracleベース・ディレクトリはユーザーごとにあるからです。

Oracleインベントリ・ディレクトリには、次のものが含まれています。

  • システム上のOracleホーム・ディレクトリ(Oracle Grid InfrastructureおよびOracle Database)のレジストリ。

  • Oracleソフトウェアのインストール時のインストール・ログおよびトレース・ファイル。これらのファイルは、将来参照するためにそれぞれのOracleホームにもコピーされます。

  • Oracleインストールに関するその他のメタデータ・インベントリ情報は、個々のOracleホーム・インベントリ・ディレクトリに格納されており、中央インベントリとは分離されています。