10 Oracle Database Provider for DRDAのコマンドライン・ユーティリティ
Oracle Database Provider for DRDAにはコマンドライン・ユーティリティがあります。
10.1 コマンドライン・ユーティリティ
コマンドライン・ユーティリティdrdactl
により、ユーザーはOracle DRDAアプリケーション・サーバーを制御できます。ASの起動、停止、ステータスと操作の変更が制御されます。drdactl
ユーティリティは、コマンド引数を指定して即時実行することも、引数を指定しないで起動することもできます(コマンドの入力が求められます)。
10.1.3 STATUS
このコマンドは、指定された実行中のインスタンスの現在のステータスと、現在接続しているすべてのセッションの情報を表示します。
構文
STATUS {instance_name} {DETAIL}
10.1.4 TRACE
このコマンドは、指定されたセッションIDについて、トレースを無効にするか、指定されたレベルでトレースを有効にします。
構文
TRACE {<instance_name>} <OFF|Level> {SESSION {<session_id>|ALL}}