Oracle Databaseでサポートされている記憶域オプション
次の表に、Oracle Databaseバイナリおよびファイルでサポートされている記憶域オプションを示します。
表6-1 Oracle Databaseでサポートされている記憶域オプション
| 記憶域オプション | Oracle Databaseバイナリ | Oracle Databaseデータ・ファイル | Oracle Databaseリカバリ・ファイル | 
|---|---|---|---|
| Oracle Automatic Storage Management(Oracle ASM) 注意: ループバック・デバイスは、Oracle ASMでは使用できません。 | 不可 | 可 | 可 | 
| ローカル・ファイル・システム | 可 | できますが、お薦めしません | できますが、お薦めしません | 
| 動作保証されているネットワーク接続ストレージ(NAS)ファイラ上のネットワーク・ファイル・システム(NFS) | 可 | 可 | 可 | 
| ダイレクト接続ストレージ(DAS) | 可 | 可 | 可 | 
| 共有ディスク・パーティション(ブロック・デバイスまたはRAWデバイス) | 不可 | 不可 | 不可 | 
記憶域オプションのガイドライン
次のガイドラインに従って、記憶域オプションを選択します。
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                        選択した記憶域オプションの要件がすべて満たされている場合、各ファイル・タイプでサポートされている記憶域オプションのいずれの組合せでも使用できます。 
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                        Oracle Clusterwareファイルの格納には、Oracle ASMを使用できません。 
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                        RAWデバイスまたはブロック・デバイスの直接の使用はサポートされていません。rawまたはブロック・デバイスはOracle ASM下でのみ使用できます。 外部ファイルの冗長性が適用される記憶域オプションがない場合は、3つ以上の投票ファイルの場所、および2つ以上のOracle Cluster Registryの場所を構成して、冗長性を確保する必要があります。 
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