ULNによるOracle Preinstallation RPMのインストールのサポート

OracleソフトウェアのUnbreakable Linux Network (ULN) Oracle Linuxチャネルにサブスクライブするには、この手順を使用します。

Unbreakable Linux Network (ULN)サポートを取得するには、Oracle Linuxチャネルにサブスクライブし、Oracle Preinstallation RPMを配布するOracle Linuxチャネルを追加します。
  1. Unbreakable Linux Network(ULN)にサーバーを登録します。デフォルトでは、ご使用のオペレーティング・システムおよびハードウェアのOracle Linux Latestチャネルに登録されています。
  2. 次のURLでUnbreakable Linux Networkにログインします。
  3. 「Systems」タブをクリックし、「System Profiles」リストで、登録したサーバーを選択します。「システム詳細」ウィンドウが開き、サーバーのサブスクリプションが表示されます。
  4. 「サブスクリプションの管理」 をクリックして、「システム・サマリー」ウィンドウを開きます。
  5. 「使用可能なチャネル」リストから、Oracle Linuxディストリビューションに対応する最新の更新パッチ・チャネルを選択します。たとえば、ディストリビューションがOracle Linux 7 for x86_64の場合は、Oracle Linux 7最新版(x86_64)を選択します。
  6. 「Subscribe」をクリックします。
  7. ターミナル・セッションを開始し、プラットフォームに応じて、rootとして次のコマンドを入力します。次に例を示します。
    • Oracle Linux 6およびOracle Linux 7:
      # yum install oracle-database-server-12cR2-preinstall

      ノート:

      yumがパッケージ確認プロンプトをスキップするようにする場合、-yオプションを使用します。
    • Oracle Linux 8:
      # dnf install oracle-database-server-12cR2-preinstall

    Oracle Linuxチャネルにサブスクライブしたこと、そのパッケージがインストール中であることを示す出力が表示されます。

    Oracle Linuxにより、標準の(ロール割当てでない)Oracleインストールの所有者およびグループの作成、およびOracleインストールに必要なその他のカーネル構成の設定が自動的に行われます。
  8. RPMログ・ファイルをチェックして、システム構成の変更を確認します。たとえば、Oracle Linux 7では次をチェックします。
    /var/log/oracle-database-server-12cR2-preinstall/backup/timestamp/orakernel.log
  9. クラスタ内の他のすべてのサーバーでステップ1から8を繰り返します。