Oracle Databaseコンポーネントのポート番号およびプロトコル
この表は、単一インスタンスのインストール中にOracle Databaseコンポーネントに構成されるポート番号およびプロトコルを示しています。
デフォルトでは、範囲内で使用可能な先頭のポートがコンポーネントに割り当てられます。
表E-1 Oracleコンポーネントで使用されるポート
| コンポーネントおよび説明 | デフォルトのポート番号 | ポート範囲 | プロトコル |
|---|---|---|---|
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OracleクライアントがOracle Net Servicesを使用してデータベースに接続できるようにします。このポートの番号はインストール時に構成できます。このポートを再構成するには、Net Configuration Assistantを使用します。 |
1521 |
ポート番号は、次の使用可能なポートに変更されます。 使用可能な任意のポートに手動で変更可能です。 |
TCP |
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Oracle Client接続用のリスニング・ポート。インストール時には構成されませんが、cman.oraパラメータ・ファイルを編集して手動で構成できます。ファイルは/network/adminディレクトリの下にあります。 |
1630 |
1630 |
TCP |
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WebベースのアプリケーションがHTTPリスナーからOracle Databaseにアクセスする必要がある場合は、Oracle XML DB HTTPポートが使用されます。このポートはインストール時に構成されますが、その後は参照できません。 関連項目: Oracle XML DB開発者ガイド |
0 |
手動で構成 |
HTTP |
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『Oracle XML DB開発者ガイド』 アプリケーションがFTPリスナーからOracle Databaseにアクセスする必要がある場合は、Oracle XML DB FTPが使用されます。このポートはインストール時に構成されますが、その後は参照できません。 関連項目: Oracle XML DB開発者ガイド |
0 |
手動で構成 |
FTP |
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Cluster Synchronization Service(CSS) Group Manager用のCSSサービスのノード間接続。ポート番号は自動的に割り当てられます。後でこれを表示または変更することはできません。 |
42424 |
動的 |
TCP |
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ポート番号は、インストール中に自動的に割り当てられます。後でこれを表示または変更することはできません。 |
動的 |
動的 |
TCP |
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Microsoftトランザクション・サーバー用のOracleサービス Microsoft Transaction Server用のポート番号は、特定のサーバーにMicrosoft Transaction Serverを初めてインストールする際に、Oracle Universal Installerでポート番号の値を入力するときに構成されます。Microsoft Transaction Serverを同じサーバーの複数のOracleホームにインストールする場合、Oracle Universal Installerは初回のインストールで指定したものと同じポート番号を使用します。 ほとんどの場合、ポート番号を再構成する必要はありません。 |
動的 |
49152-65535 |
TCP |
関連項目:
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Oracle Management Agentポートの詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlアドバンスト・インストレーションおよび構成ガイド』を参照してください。
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Oracleコンポーネントで使用されるクラスタウェア・ポートの一覧については、『Oracle Real Application Clustersインストレーション・ガイドfor Microsoft Windows x64 (64-Bit)』を参照してください。