最新の信頼性の高いWindows Server Service Packの概要

Microsoft社では、Service Packと呼ぶオペレーティング・システムのパッチを四半期ごとにリリースしています。Service Packは、Windows Serverの基本リリースに対する不具合の修正と製品拡張機能の集まりです。

一般に、Service Packにより不具合が修正され、Windows Serverのパフォーマンスまたは機能を改善できるため、安全であることが確認されたらすぐに適用します。

Service Packは不具合を修正するためのものですが、新しい問題を引き起こす場合もあります。一般に、Service Packはリリース後2から3週間待ってから実装する方が安全です。この間に、そのサービス・パック・リリースに関する問題があれば、他の現場からレポートが上がるはずです。

最新版のWindows Server Service Packは、自己解凍形式アーカイブとしてhttp://support.microsoft.comからダウンロードできます。

Service PackがWindows Server上でエラーなしで機能する確証がないかぎり、Uninstallディレクトリを作成するようにします。これにより、Service Packを削除して元の構成に戻すことができます。

Service Packのファイルは、Windows Serverの元の構成内にある、同じ名前のファイルを上書きします。ただし、Service Packのファイルは、元のインストール・メディアからファイルをコピーするセットアップ・プログラムにより上書きされる可能性があります。

たとえば、新しいネットワーク・プロトコルやプリンタ・ドライバをインストールするには、通常、Windows Serverの元のインストール・メディアからファイルをコピーする必要があります。Service Packのファイルの全体または一部が上書きされた場合は、Service Packを再度適用する必要があります。