6.2.5.12 ExecuteXmlReader

このメソッドは、XmlCommandTypeおよびCommandTextプロパティを使用してコマンドを実行し、結果をXML文書として.NET XmlTextReaderオブジェクトに戻します。

宣言

// C#
public XmlReader ExecuteXmlReader();

戻り値

XmlReader

備考

ExecuteXmlReaderの動作は、XmlCommandTypeプロパティ値により次のように異なります。

  • XmlCommandType = OracleXmlCommandType.None

    ExecuteStreamは、InvalidOperationExceptionをスローします。

  • XmlCommandType = OracleXmlCommandType.Query

    ExecuteXmlReaderは、CommandTextプロパティ内のSELECT文を実行します。正常に実行されると、生成されたXML文書を含む.NET XmlTextReaderオブジェクトが戻されます。

    XML文書が空の場合(SQL問合せで戻される行がない場合に発生する可能性があります)、空の.NET XmlTextReaderオブジェクトが戻されます。

  • XmlCommandType = OracleXmlCommandType.InsertOracleXmlCommandType.UpdateまたはOracleXmlCommandType.Delete

    CommandTextプロパティの値はXML文書であり、ExecuteXmlReaderは、そのXML文書内の変更をXmlSavePropertiesプロパティで指定された表またはビューに保存します。空の.NET XmlTextReaderオブジェクトが戻されます。