Pro*COBOL®
リリース・ノート
12c リリース2 (12.2)
E85249-03(原本部品番号:E85817-01)
2017年5月
ドキュメントのアクセシビリティについて
Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc
を参照してください。
Oracleサポートへのアクセス
お客様は、My Oracle Supportにアクセスして電子サポートを受けることができます。詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info
、聴覚に障害があるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs
を参照してください。
Oracle Instant Client - Basic Lightバージョンのサポート
Pro*COBOLは、Oracle Instant Client - Basic Lightバージョンをサポートするようになりました。
新しいコマンドライン・オプション
Pro*COBOLに、新しいコマンドライン・オプション"trim_password"が導入されました。このオプションにより、パスワード文字列の末尾に空白が含まれていることで発生する認証の問題を防止できます。
Micro Focus Visual COBOL 2.2 Update 2コンパイラのサポート
Pro*COBOLでは、次のプラットフォームのMicro Focus Visual COBOL 2.2 Update 2コンパイラをサポートします。
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Linux x64
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Windows (64ビットおよび32ビット)
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Solaris x86 (32ビットおよび64ビット)
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Solaris SPARC (32ビットおよび64ビット)
Pro*COBOL 11.2製品版の機能
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インスタント・クライアント・モード: Pro*COBOLはインスタント・クライアント(IC)モードで実行できます。IC環境でのPro*COBOLアプリケーションの開発もサポートされています。
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8バイト整数のサポート: 以前は、COMP/COMPU/COMP-4/COMP-5/BINARYの格納仕様を使用する整数の変数を宣言する場合、そのサイズは32ビット・プラットフォームでは9桁に制限されていました。現在は、すべてのプラットフォームで18桁までの整数を使用できるようになりました。10~18桁の宣言は、コード生成時にCのlong long intデータ型にマップされます。
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ROLLBACK後の保持されたカーソル動作に対するコマンドライン・オプション: 新しいコマンドライン・オプションのCWH_SQL99は、保持されたカーソルに対してROLLBACK動作を設定します。デフォルトでは、CWH_SQL99はYESに設定され、保持されたカーソルはROLLBACK後にクローズされます。保持されたカーソルをROLLBACK後もオープンのままにする下位互換動作に対しては、CWH_SQL99をNOに設定します。
Pro*COBOL 11.1製品版の機能
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SQL99構文のサポート: Pro*COBOLでは、SELECT、INSERT、DELETE、UPDATE文のSQL99構文、およびDECLARE CURSOR文のカーソル本体がサポートされるようになりました。
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array INSERTおよびarray SELECT構文の追加のサポート: Pro*COBOLでは、DB2プリコンパイラのarray INSERTおよびarray SELECT構文がサポートされるようになりました。
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実行計画の修正: デプロイメント中のPro*COBOLアプリケーションのパフォーマンスを向上するために、データベースのアウトライン機能を使用して実行計画を修正できます。
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暗黙的なバッファINSERT: Pro*COBOLでは、ループ内で実行された単一のINSERT文の暗黙的なバッファリングをサポートします。
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動的SQL文のキャッシュ: 文のキャッシュによって動的SQL文のパフォーマンスが向上します。
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スクロール可能カーソルのサポート: Pro*COBOLでスクロール可能カーソルがサポートされ、順次方式ではない方法でデータをフェッチできるようになりました。
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プラットフォームのエンディアンのサポート: Pro*COBOLでは、PIC Nホスト変数のOSエンディアンのUnicodeデータを取得できるようになりました。
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Pro*COBOLにおけるB領域の長さの柔軟性: B領域の長さを、8~253列に設定できるようになりました。
Pro*COBOLリリース12.2製品で修正された不具合
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Pro*COBOLは、timezone.pcファイル内でcommon_parser=yesが設定されているときに、CSF-S-00000エラーをスローしなくなりました(9531787)
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Pro*COBOLは、common_parser=yesが設定されているときにSelectリストでバインドが使用されていても、ORA-01008エラーをスローしなくなりました(14127422)
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Pro*COBOLは、CASE句とTIMESTAMP関数が含まれているINSERT文に対するプリコンパイル時に、オプションUSERIDとcommon_parser=yesが指定されていても、ORA-932エラーをスローしなくなりました(14335958、19473788)
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Pro*COBOLは、select /*+ index hint */文を使用している埋込みPL/SQLでのプリコンパイル時に、PCB-S-00576、PLS-103エラーをスローしなくなりました(953338)
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Pro*COBOLは、MODE=ANSIを指定していてSQLCODEを宣言していない場合のロールバック時に、SQLSTATEの設定に失敗しなくなりました(5891984)
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Pro*COBOLは、適切なログ・ファイルの生成に失敗しなくなりました(17280039)
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Pro*COBOLは、レベル88で初期化された変数を含むプログラムのプリコンパイル時に、PCB-S-00400エラーをスローしなくなりました(20194289)
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Pro*COBOLは、common_parser=yesが設定されたプリコンパイル時に、重複するホスト変数のSIGSEGVを取得しなくなりました(19473788)
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Pro*COBOLは、common_parser=yesを設定したプログラムのプリコンパイル時に、PCB-S-00576エラーをスローしなくなりました(18800170)
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Pro*COBOLは、ログ・ファイルとsqlファイルを削除する前に、プリコンパイル中の致命的エラーを確認するようになりました(17871321)
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Pro*COBOLは、PIC N変数に対して"SELECT INTO"文を使用しているときに、ORA-538976288エラーをスローしなくなりました(17189633)
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Pro*COBOLは、プリコンパイルの失敗時に、"plan_run=yes"が含まれている.sqlファイルを作成しなくなりました(16240153)
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Pro*COBOLは、comp5=yesの変化によって変数が変更されるときに、72列以上の列を生成しなくなりました(14708769)
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Pro*COBOLのSQLGLSコールは、期待どおりに動作するようになりました(14640230)
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Pro*COBOLは、COPY文に変数識別子が続くときのプリコンパイル中に、PCB-S-00400エラーを返さなくなりました(14113014)
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Pro*COBOLは、COPY修飾子が使用されているときに、PCB-S-00400エラーを返さなくなりました(13478294)
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Pro*COBOLは、プリコンパイルに失敗したときに、0のUNIXリターン・コードを生成しなくなりました(10083052)
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Pro*COBOLは、エラーの発生後に、.cobファイルを生成しなくなりました(9303962)
Pro*COBOLリリース12.1で修正された不具合
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ロング・トークン/SQL文の解析中にPro*COBOLがクラッシュしなくなりました(13006848)
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Pro*COBOLでは、common_parser=yesを使用しても、埋込みSQL(EXEC SQL)として記述されたインライン・ビューをインクルードするSQLのプリコンパイル時にPCB-S-400が返されなくなりました(12641413)
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Pro*COBOLでは、グループ要素の最初の文字に数字を使用している場合に、PCB-0400エラーがスローされなくなりました(10265545)
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comp1=integerオプションを設定している場合に、Windows上でPro*COBOLがクラッシュしなくなりました(10040552)
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Pro*COBOLでは、PL/SQLバインドでORA-6502が返されなくなりました(9905110)
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大きなソース・ファイルに多数のホスト変数が含まれている場合に、Pro*COBOLがクラッシュしなくなりました(9689604)
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パッチ9218271のインストール後、Pro*COBOLでは、COBOL COPY句の後に二重ドットがある文が解析されるようになりました(9470397)
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Pro*COBOLでは、文がリモートDBで宣言され、バインド変数のかわりに文字列を渡すことで準備が行われる場合に、不正な値が生成されなくなりました(9402996)
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Pro*COBOLでは、max_rows_insertを設定している場合にORA-12899で失敗しなくなりました(9381997)
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Pro*COBOLでは、JUSTFIED句にホスト変数を使用している場合にPCB-S-00214が返されなくなりました(9266470)
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Pro*COBOLでは、SCREEN SECTIONを使用してもPCB-S-400エラーが返されなくなりました(9151190)
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Pro*COBOLでは、AT句にホスト変数を使用している場合にPCB-W-233が返されなくなりました(9147830)
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Pro*COBOLでは、配列宣言のOCCURS句でCOPYを使用している場合にPCB-S-400が返されなくなりました(9128157)
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Pro*COBOLでは、COPY文を二重ドットで終了してもPCB-S-400が返されなくなりました(9055457)
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Pro*COBOLでは、リストのリストを含むSQL文が正しく変換されるようになりました(8932394)
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Pro*COBOLでは、アウトラインを有効にしてカーソルを宣言する場合にORA-933が返されなくなりました(8770900)
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Pro*COBOLでは、DATA SECTIONの末尾にピリオドがないEXE SQL INCLUDE文を使用してもPCB-S-00400が返されなくなりました(8713408)
Pro*COBOLリリース11.2で修正された不具合
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Pro*COBOLでは、PIC N変数に対して整数を選択する際にSIGSEGVで失敗しなくなりました(8285576)。
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Pro*COBOLでは、EXEC SQL …文の「CREATE SCHEMA …」を使用した際に構文エラーのフラグが設定されなくなりました(7644365)
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Pro*COBOLでは、EXEC SQL …文の「CREATE TABLE …」を使用した際に構文エラーのフラグが設定されなくなりました(7644387)
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Pro*COBOLでは、EXEC SQL …文の「CREATE VIEW …」を使用した際に構文エラーのフラグが設定されなくなりました(7644423)
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Pro*COBOLでは、EXEC SQL …文の「CREATE VIEW … WITH CHECK OPTION」を使用した際に構文エラーのフラグが設定されなくなりました(7644449)
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Pro*COBOLでは、EXEC SQL INCLUDEディレクティブを使用して大規模ファイル(65001行以上)をプリコンパイルした場合にメモリー・エラーにならなくなりました(7557301)
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EXEC SQL文と「EXEC ORACLE IFDEF XYZ」ブロックのEXEC SQL INCLUDE文が併用されている場合、Pro*COBOLでは、マクロの「XYZ」が定義されているかどうかの追跡を停止することがなくなり、予期しないことが発生した場合にそのEXEC SQL INCLUDE文で指定されているファイルを含めることもなくなりました(7484318)
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PICN_ENDIAN=OSが設定されている場合、Pro*COBOLでは、結果として長さの切捨てとなる変換は試行しなくなりました(7306555)
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REPLACE文での長い疑似テキストの使用によって、特定のプラットフォームでPro*COBOLのプリコンパイルがクラッシュすることがなくなりました(7288085)
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Pro*COBOLアプリケーションの実行(ランタイム)とアプリケーション開発に対するインスタント・クライアントのサポートが、UNIXまたはWindowsプラットフォームで使用できるようになりました(7045925)
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Pro*COBOLアプリケーションでRETURNING句を含むDML文が発行された場合、そのDML文の対象となるすべての行が取得されるようになりました(7029239)
Pro*COBOLリリース・ノート, 12c リリース2 (12.2)
E85249-03
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