2.17 DESCRIBE
目的
DESCRIBE
コマンドを使用すると、表またはビューの列定義をリストすることができます。
このコマンドは、SQL*PlusのDESCRIBE
コマンドの機能をRMANで利用できます。
前提条件
別のスキーマの表またはビューにアクセスするには、オブジェクトのREAD
またはSELECT
権限を持っているか、またはAS SYSDBA
モードで接続する必要があります。SYSBACKUP
権限では、ユーザーの表またはビューへのアクセス権は付与されません。
使用上の注意
表またはビューの各列に、次の情報が表示されます。
-
名前
-
NULL値が許可されるかどうか(
NULL
またはNOT NULL
) -
データ型および該当する場合は精度またはスケール
セマンティクス
構文要素 | 説明 |
---|---|
|
リカバリ・カタログが含まれるデータベースに存在するオブジェクトを識別します。 |
|
表またはビューのスキーマの場所(ログイン・スキーマでない場合のみ必要)。 |
|
表またはビューの名前。 |
|
オブジェクトが存在するデータベースのデータベース・リンク名(ログイン・データベースでない場合のみ必要)。 |
例
この例は、V$CONTROLFILE
表を示しています。
RMAN> desc v$controlfile Name Null? Type ----------------------------------------- -------- ---------------------------- STATUS VARCHAR2(7) NAME VARCHAR2(513) IS_RECOVERY_DEST_FILE VARCHAR2(3) BLOCK_SIZE NUMBER FILE_SIZE_BLKS NUMBER CON_ID NUMBER