2.13.2 Global Data Services (GDS)とShardingの既知の不具合

次に、Oracle Database 12cリリース2 (12.2)のGlobal Data Services (GDS)およびShardingの既知の不具合を示します。

2.13.2.1 Oracle Bug#23703739

Global Data Services (GDS)またはOracle RACを実行しているシャード・データベース・ホストでIPv6 IPアドレスを使用している場合、GDSとシャードの自動の「登録用の有効なノードの確認(VNCR)」機能では、IPアドレスが招待ノードのリストに適切に追加されません。そのため、ホストの登録はGlobal Service Manager (GSM)またはシャード・ディレクタによって拒否されます。

回避策:

GDSCTLコマンドのinvitednodeの追加を使用して、手動でIPv6アドレスを追加します。