2.34 ALL_APPLY_ERROR_MESSAGES

ALL_APPLY_ERROR_MESSAGESは、現行のユーザーがアクセスできるキューからメッセージをデキューする適用プロセスにより生成されたエラー・トランザクションの個別のメッセージに関する情報を示します。

XStreamインバウンド・サーバーでは、エラー・トランザクションの各メッセージが1つのLCRです。

ノート:

  • メモリーからハード・ディスクに収容されたメッセージは、このビューには表示されません。

  • このビューには、XStreamアウトバウンド・サーバーに関連する情報は表示されません。

関連ビュー

DBA_APPLY_ERROR_MESSAGESは、データベース内のすべての適用プロセスにより生成されたすべてのエラー・トランザクションの個別のメッセージに関する情報を示します。

データ型 NULL 説明

MESSAGE_ID

RAW(16)

エラー・キューに格納されているメッセージの一意の識別子

LOCAL_TRANSACTION_ID

VARCHAR2(22)

エラー・トランザクションのローカル・トランザクションID

TRANSACTION_MESSAGE_NUMBER

NUMBER

エラーを発行したメッセージのメッセージ番号。メッセージ番号は、1から始まる、トランザクションのメッセージの順序番号である。

ERROR_NUMBER

NUMBER

トランザクションで発生したエラーのエラー番号。エラー番号は、エラーが発生したLCRに対してのみ移入される。このフィールドは、トランザクションのその他のLCRではNULLになる。

ERROR_MESSAGE

VARCHAR2(4000)

トランザクションで発生したエラーのエラー・メッセージ。エラー・メッセージは、エラーが発生したLCRに対してのみ移入される。このフィールドは、トランザクションのその他のLCRではNULLになる。

SOURCE_OBJECT_OWNER

VARCHAR2(128)

ソース・データベースでのオブジェクトの所有者

SOURCE_OBJECT_NAME

VARCHAR2(128)

ソース・データベースでのオブジェクトの名前

OBJECT_OWNER

VARCHAR2(128)

ターゲット表の所有者

OBJECT_NAME

VARCHAR2(128)

ターゲット表のオブジェクト名

PRIMARY_KEY

VARCHAR2(4000)

ターゲットでのソース・トランザクションの失敗の原因となった表の行の主キー

POSITION

RAW(64)

LCR位置

OPERATION

VARCHAR2(100)

LCRで表されたDMLまたはDDL操作

CONFLICT_TYPE

VARCHAR2(18)

競合タイプ。可能な値は次のとおり。

  • INSERT ROW EXISTS: DML操作はINSERTで、指定されたキー値を持つ行がすでに存在する。

  • UPDATE ROW EXISTS: DML操作はUPDATE。指定されたキーを持つ行は存在するが、一部の列に競合する値がある。

  • UPDATE ROW MISSING: DML操作はUPDATEで、指定されたキー値を持つ行が存在しない。

  • DELETE ROW EXISTS: DML操作はDELETE。指定されたキーを持つ行は存在するが、一部の列に競合する値がある

  • DELETE ROW MISSING: DML操作はDELETEで、指定されたキー値を持つ行が存在しない。

この列は、Oracle Database 12c リリース2 (12.2.0.1)以降で使用できます。

APPLIED_STATE

VARCHAR2(7)

競合適用状態。可能な値は次のとおり。

  • WON: 受信論理変更レコード全体に適用された。

  • PARTIAL: 受信論理変更レコードの1つ以上の競合グループに適用された。

  • LOST: 受信論理変更レコードに適用されなかった。

この列は、Oracle Database 12c リリース2 (12.2.0.1)以降で使用できます。

SEQ#

NUMBER

証跡ファイル数(Oracle GoldenGate)

この列は、Oracle Database 12c リリース2 (12.2.0.1)以降で使用できます。

RBA

NUMBER

証跡ファイルでの位置(Oracle GoldenGate)

この列は、Oracle Database 12c リリース2 (12.2.0.1)以降で使用できます。

CONFLICT_INFO

VARCHAR2(4000)

競合グループ情報の識別

この列は、Oracle Database 12c リリース2 (12.2.0.1)以降で使用できます。

SOURCE_PACKAGE_NAME

VARCHAR2(128)

手続き型レプリケーションのソースのパッケージ名

この列は、Oracle Database 12c リリース2 (12.2.0.1)以降で使用できます。

PACKAGE_NAME

VARCHAR2(128)

手続き型レプリケーションの宛先のパッケージ名

この列は、Oracle Database 12c リリース2 (12.2.0.1)以降で使用できます。

MESSAGE

CLOB

LCRの内容。内容には、DML LCR内の新旧の値の列名および値が含まれる。DDL LCRの内容はDDL SQLのテキストである。

関連項目: