4.171 DBA_CPOOL_INFO

DBA_CPOOL_INFOは、データベース内のすべてのデータベース常駐接続プールに関する構成情報を示します。

データ型 NULL 説明

CONNECTION_POOL

VARCHAR2(128)

接続プール名

STATUS

VARCHAR2(16)

プールのステータス:

  • ACTIVE

  • INACTIVE

MINSIZE

NUMBER

プール内の常にアクティブなプーリングされたサーバーの最小数

MAXSIZE

NUMBER

プール内のプーリングされたサーバーの最大数

INCRSIZE

NUMBER

クライアント・アプリケーション要求の受信時にサーバーが使用できない場合、プールを増大させるプーリングされたサーバーの数

SESSION_CACHED_CURSORS

NUMBER

プーリングされた各サーバー内でキャッシュするセッション・カーソルの数

INACTIVITY_TIMEOUT

NUMBER

プーリングされたサーバーがプール内でアイドル状態を保持できる最大時間(秒)。この時間を過ぎると、サーバーは終了される。

MAX_THINK_TIME

NUMBER

プールからプーリングされたサーバーを取得した後、クライアントが非アクティブな状態の最大時間(秒)。プールからプーリングされたサーバーを取得した後、クライアント・アプリケーションがこの列で指定された時間にデータベース・コールを発行しない場合、プーリングされたサーバーは解放され、クライアント接続は終了される。

MAX_USE_SESSION

NUMBER

プーリングされたサーバーを取得してプールに解放できる回数

MAX_LIFETIME_SESSION

NUMBER

プーリングされたサーバーがプール内で有効な時間(秒)

NUM_CBROK

NUMBER

1インスタンスに対して生成される接続ブローカの数

MAXCONN_CBROK

NUMBER

1接続ブローカ当たりの最大接続数

MAX_TXN_THINK_TIME

NUMBER

クライアントがプールからプール・サーバーを取得してトランザクションを開始した後、非アクティブ状態でいる最大時間(秒数)。トランザクション中に、MAX_TXN_THINK_TIMEで指定された時間、クライアント・アプリケーションでデータベース・コールが発行されない場合は、プール・サーバーが解放され、トランザクションがロールバックされ、クライアント接続が終了する。デフォルト値は0で、その接続でトランザクションがオープンされているかどうかに関係なく、すべての接続にMAX_THINK_TIMEが適用される。MAX_THINK_TIMEおよびMAX_TXN_THINK_TIMEの2つのパラメータに大きな値を設定することは、クライアントがなんらかの理由で応答しない場合もサーバーが長時間プールに解放されないことを意味し、それによって他のユーザーが不必要に待たされることに注意する必要がある。

この列は、Oracle Database 12c リリース2 (12.2.0.1)以降で使用できます。

関連項目: