4.289 DBA_HIST_ASH_SNAPSHOT

DBA_HIST_ASH_SNAPSHOTは、アクティブ・セッション履歴(ASH)データを含むスナップショットのリストを提供します。

このビューは、一部の自動ワークロード・リポジトリ(AWR)表のフラッシュのエラーが発生したが、ASHデータは正常にフラッシュされた可能性があるスナップショットを提供する点でDBA_HIST_SNAPSHOTと異なります(DBA_HIST_SNAPSHOTはAWR表のフラッシュのエラーが発生したスナップショットを除外する)。

データ型 NULL 説明

SNAP_ID

NUMBER

NOT NULL

一意のスナップショットID

DBID

NUMBER

NOT NULL

スナップショットのデータベースID

INSTANCE_NUMBER

NUMBER

NOT NULL

スナップショットのインスタンス番号

STARTUP_TIME

TIMESTAMP(3)

NOT NULL

インスタンスの起動時間

BEGIN_INTERVAL_TIME

TIMESTAMP(3)

NOT NULL

スナップショット時間間隔の開始時

END_INTERVAL_TIME

TIMESTAMP(3)

NOT NULL

スナップショット時間間隔の終了時(実際にスナップショットが取得された時間)

FLUSH_ELAPSED

INTERVALDAY(5)TOSECOND(1)

スナップショットの実行時間

SNAP_LEVEL

NUMBER

スナップショット・レベル

STATUS

NUMBER

スナップショットがエラーなしで正常にフラッシュされたかどうかを示す。可能な値は次のとおり。

  • 0 - エラーなし

  • 1 - 一部のAWR表でエラー発生

ERROR_COUNT

NUMBER

特定のスナップショットの表で発生したエラー数

BL_MOVED

NUMBER

予約済

SNAP_FLAG

NUMBER

スナップショットが挿入された条件。可能な値は次のとおり。

  • 1 - PL/SQL パッケージを使用して作成された手動のスナップショット

  • 2 - インポートされたスナップショット

  • 4 - Diagnostic PackまたはTuning Packが無効になっている間に取得されたスナップショット

SNAP_TIMEZONE

INTERVALDAY(0)TOSECOND(0)

UTC(協定世界時)タイム・ゾーンからのオフセットとして表現されたスナップショットのタイム・ゾーン

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

関連項目:

DBA_HIST_SNAPSHOT