1.78 DB_INDEX_COMPRESSION_INHERITANCE
DB_INDEX_COMPRESSION_INHERITANCEは、索引の作成で圧縮属性を継承する方法を決定します。
| 特性 | 説明 |
|---|---|
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パラメータ・タイプ |
文字列 |
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構文 |
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デフォルト値 |
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変更可能 |
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PDBで変更可能 |
はい |
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基本 |
いいえ |
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Oracle RAC |
すべてのインスタンスに、このパラメータを設定する必要がある。また、複数インスタンスには、同じ値を指定する必要がある。 |
値は次のとおりです。
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TABLESPACE索引の継承は、表領域の属性に基づきます。
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TABLE索引の継承は、表の属性に基づきます。
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ALL索引の継承は、表の設定に基づきます。ただし、表にデフォルトの圧縮属性が存在しない場合は、索引の継承は表領域の属性に基づきます。
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NONE表または表領域からの索引の継承はありません。
CREATE INDEX文で圧縮属性を指定した場合は、DB_INDEX_COMPRESSION_INHERITANCEの値は無視され、表または表領域からの継承はありません。表の継承または表領域の継承がある(そして、表領域に明示的な索引圧縮句がない)場合は、次のマトリックスに従います。
| 表/表領域レベルの圧縮 | 索引に継承される圧縮 |
|---|---|
OLTP |
ADVANCED LOW |
QUERY LOW、QUERY HIGH |
ADVANCED HIGH |
ARCHIVE LOW、ARCHIVE HIGH |
ADVANCED HIGH |
ノート:
DB_INDEX_COMPRESSION_INHERITANCEの値は、SYSが所有する索引の作成時には無視されます。そのような索引は、表または表領域から索引圧縮の属性を継承しません。SYSが所有する索引を圧縮する場合は、CREATE INDEX文またはALTER INDEX文で、明示的に索引圧縮の属性を指定する必要があります。
関連項目:
索引の圧縮の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。