1.94 DEFAULT_SHARING

DEFAULT_SHARINGは、アプリケーション・ルートにオブジェクトを作成する文の共有句の値を設定します。

特性 説明

パラメータ・タイプ

文字列

構文

DEFAULT_SHARING = { NONE | METADATA | DATA | EXTENDED DATA }

デフォルト値

共有をサポートするオブジェクトのタイプの場合、METADATAがデフォルト

共有をサポートしないオブジェクトのタイプの場合、NONEがデフォルト

変更可能

ALTER SESSIONALTER SYSTEM

PDBで変更可能

はい

基本

いいえ

Oracle RAC

すべてのインスタンスで同じ値を指定する必要がある

DDLの作成でSHARING=を指定すると、DEFAULT_SHARINGパラメータの値がオーバーライドされます。

ノート:

この初期化パラメータは、Oracle Database 12c リリース2 (12.2.0.1)以降で使用できます。

アプリケーション・ルートで次のALTER SYSTEM文を発行すると、アプリケーション・ルート用のサーバー・パラメータ・ファイル内の共有句のデフォルト値がNONEに設定されます。

ALTER SYSTEM SET DEFAULT_SHARING = NONE SCOPE = SPFILE;