1.97 DG_BROKER_START

DG_BROKER_STARTによって、Oracle Data Guardブローカを起動する必要があるかどうかをOracleで判断できるようにします。

特性 説明

パラメータ・タイプ

ブール値

デフォルト値

false

変更可能

ALTER SYSTEM...SID=’*’

PDBで変更可能

いいえ

値の範囲

true | false

基本

いいえ

Oracle Data Guardブローカは、バックグラウンド・プロセス、フォアグラウンド・プロセスおよびシステム・グローバル領域(SGA)で構成されます。バックグラウンド・プロセスおよびフォアグラウンド・プロセスは、このパラメータがtrueに設定されている場合は常に、インスタンスが存在するかぎり存在する致命的ではないプロセスです。

Oracle Data Guard Broker構成でデータベースを構成しない場合、このパラメータは未指定のままにして、デフォルト値のfalseを受け入れます。データベースがOracle Data Guard Broker構成の一部である場合は、このパラメータを初期化パラメータ・ファイルでtrueに設定すると、Brokerの自動起動を簡素化できます。

関連項目:

このパラメータを使用してOracle Data Guard Brokerを起動する例は、『Oracle Data Guard Broker』を参照してください。