1.123 GCS_SERVER_PROCESSES

GCS_SERVER_PROCESSESでは、Oracle RACインスタンスのインスタンス間トラフィックを処理するバックグラウンドGCSサーバー・プロセス(LMSnおよびLMnn)の数を指定します。

特性 説明

パラメータ・タイプ

整数

デフォルト値

CPUが1基から3基の場合は、1

CPUが4基から15基の場合は、2

CPUが16基以上の場合は、2 + (CPU数/32)。結果に端数が含まれる場合、その端数は無視される。たとえば、CPUが20基の場合は2 + (20 / 32)となり、2つのGCSプロセスとなる。脚注 1

CLUSTER_DATABASEfalseに設定されている場合は、0

Oracle ASMの場合は、1

変更可能

いいえ

PDBで変更可能

いいえ

値の範囲

0: Oracle RACが無効化されている場合(CLUSTER_DATABASEfalseに設定されている)

1から100: Oracle RACが有効化されている場合(CLUSTER_DATABASEtrueに設定されている)

基本

いいえ

Oracle RAC

複数インスタンスには、異なる値を指定可能。

脚注1

特定のオペレーティング・システムでは、RDBMSは、CPUのコア対スレッドの比率に基づいて、バックグラウンドGCSサーバーのデフォルトの割当てを最適化します。

GCSサーバー・プロセスはOracle RAC環境でのみ使用されます。