1.245 PGA_AGGREGATE_LIMIT
PGA_AGGREGATE_LIMIT
には、インスタンスによって消費される集計PGAメモリーの上限を指定します。
特性 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
大整数 |
構文 |
|
デフォルト値 |
いずれの場合にも、デフォルトの |
変更可能 |
|
PDBで変更可能 |
はい |
値の範囲 |
|
基本 |
いいえ |
PGA_AGGREGATE_LIMITを超過した場合の動作
パラレル問合せはユニットとして扱われます。まず、最も調節が困難なメモリーを使用しているセッションで、コールが停止します。それでもPGAメモリーの使用量合計が上限を超えている場合は、次に、最も調整が困難なメモリーを使用しているセッションが終了します。
SYSプロセスおよびジョブ・キュー以外のバックグラウンド・プロセスは、この項で説明しているいずれのアクションの対象にもなりません。そのかわり、これらが最も調整が困難なメモリーを使用している場合、これらは、PGA使用量の概要を定期的にトレース・ファイルに書き込みます。
ノート:
このパラメータは、プラガブル・データベース(PDB)ではオプションです。PDBにこのパラメータを設定すると、PDBの最大PGAサイズを指定することになります。
各PDBが使用可能なメモリーの量を制御するために、CDBでリソース・マネージャを使用できるようにするには:
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CDBレベルで(CDBのルートで)
NONCDB_COMPATIBLE
初期化パラメータをFALSE
に設定する必要があります。 -
MEMORY_TARGET
初期化パラメータをCDBレベルで設定しないでください。 -
PDB内の
PGA_AGGREGATE_LIMIT
初期化パラメータを、次の要件を満たす値に設定する必要があります。-
CDBレベルで設定された
PGA_AGGREGATE_LIMIT
値以下 -
PDBに設定された
PGA_AGGREGATE_TARGET
の値の2倍以上
これらの要件を満たさない値にPDB内の
PGA_AGGREGATE_LIMIT
を設定すると、エラーが発生します。PDBのパラメータを設定した後で、これらの要件に違反した場合(たとえば、PGA_AGGREGATE_LIMIT
値がCDBレベルで変更された場合など)、PDBの値はこれらの要件を満たすように調整されます。 -
関連項目:
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PDBのメモリー使用量を制御する初期化パラメータの詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。
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このパラメータの詳細は、『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』を参照してください。