1.247 PLSCOPE_SETTINGS
PLSCOPE_SETTINGSは、コンパイル時間の収集、クロス・リファレンスおよびPL/SQLソース・コードの識別子データの保存を制御します。
| 特性 | 説明 |
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パラメータ・タイプ |
文字列 |
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構文 |
value_clause::=
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デフォルト値 |
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変更可能 |
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PDBで変更可能 |
はい |
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基本 |
いいえ |
値:
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IDENTIFIERS:ALL全ソース・コードの識別子データの収集を有効にします。
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IDENTIFIERS:NONE全ソース・コードの識別子データの収集を無効にします。
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IDENTIFIERS: PUBLICすべてのPUBLICユーザー識別子データの収集を有効にします(
DEFINITIONを除く)。 -
IDENTIFIERS:SQLSQLの識別子データの収集を有効にします。
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IDENTIFIERS:PLSQLPLSQLの識別子データの収集を有効にします。
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STATEMENTS:ALLPL/SQLで使用されるすべてのSQL文の収集を有効にします。
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STATEMENTS:NONEすべての文の収集を無効にします。
PLSCOPE_SETTINGSは、セッション、システムまたはライブラリ別のユニット(ALTER COMPILE)ベースで設定できます。すべてのライブラリ・ユニットのPLSCOPE_SETTINGSの現行設定は、*_PLSQL_OBJECT_SETTINGSビューに問い合せることによって取得できます。このパラメータを設定することによって収集されたすべての識別子データには、*_IDENTIFIERSビューを使用してアクセスできます。
STATEMENTS設定が指定されておらず、IDENTIFIERSが指定されているが、NONE以外の値に設定されている場合、STATEMENTSはALLにデフォルト設定されます。これは、次と同じです。IDENTIFIERS: [ALL|PLSQL|PLSQL|PUBLIC]例
次のパラメータ設定により、PL/SQLおよびSQLの識別子および文が収集されます。
PLSCOPE_SETTINGS = 'IDENTIFIERS:ALL, STATEMENTS:ALL'次のパラメータ設定により、SQLの識別子および文のみが収集されます。
PLSCOPE_SETTINGS = 'IDENTIFIERS:SQL, STATEMENTS:ALL'次のパラメータ設定により、PL/SQLの識別子のみが収集されます。
PLSCOPE_SETTINGS = 'IDENTIFIERS:PLSQL, STATEMENTS:NONE'次のパラメータ設定により、識別子データは収集されず、すべての既存の識別子データが削除されます。
PLSCOPE_SETTINGS = 'IDENTIFIERS: NONE'関連項目:
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「ALL_PLSQL_OBJECT_SETTINGS」、 「DBA_PLSQL_OBJECT_SETTINGS」および「USER_PLSQL_OBJECT_SETTINGS」
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このパラメータの詳細は、『Oracle Database PL/SQL言語リファレンス』を参照してください。