1.277 RESULT_CACHE_MODE

RESULT_CACHE_MODEには、ResultCache演算子が問合せの実行計画に接続されるタイミングを指定します。

特性 説明

パラメータ・タイプ

文字列

構文

RESULT_CACHE_MODE = { MANUAL | FORCE }

デフォルト値

MANUAL

変更可能

ALTER SESSIONALTER SYSTEM

PDBで変更可能

はい

基本

いいえ

Oracle RAC

複数インスタンスには、異なる値を指定可能。

値:

  • MANUAL

    ResultCache演算子は、問合せに注釈(ヒント)を付ける場合にのみ追加されます。

  • FORCE

    ResultCache演算子は、SELECT文のルートに追加されます(追加が有効な場合)。

    ノート:

    FORCEモードでは、データベースおよびクライアントがすべての問合せをキャッシュしようとして、パフォーマンスおよびラッチの著しいオーバーヘッドが生じるため、お薦めできません。さらに、確定的でないPL/SQLファンクションを呼び出す問合せもキャッシュされるため、そのように対象範囲が広い場合の結果キャッシュは、大幅に結果を変える原因になる可能性があります。

FORCE設定では、文にNO_RESULT_CACHEヒントが含まれている場合、このヒントはパラメータ設定より優先されます。

関連項目: