1.286 SERIAL_REUSE

SERIAL_REUSEには、メモリー・シリアル再利用機能を使用するカーソルの種類を指定します。この機能は、SGA内のプライベート・カーソル・メモリーを割り当て、同じカーソルを実行するセッションによってそのメモリーが(同時ではなく、シリアルに)再利用できるようになります。
特性 説明

パラメータ・タイプ

文字列

構文

SERIAL_REUSE = { disable | all | select | dml | plsql | force }

デフォルト値

disable

変更可能

いいえ

PDBで変更可能

いいえ

基本

いいえ

ノート:

SERIAL_REUSEパラメータは非推奨です。これは、下位互換性のためにのみ残されています。

値:

  • disable

    すべてのタイプのSQL文に対してオプションを使用禁止にします。この値を指定すると、このリストに示した他の値がすべて無効になります。

  • all

    DMLおよびSELECT文の両方に対応するオプションを使用可能にします。selectdmlおよびplsqlをすべて指定した場合と同じです。

  • select

    SELECT文に対応するオプションを使用可能にします。

  • dml

    DML文に対応するオプションを使用可能にします。

  • plsql

    現在無効(ただし、PL/SQLパッケージはPL/SQLプラグマを使用したメモリー・シリアル再利用オプションをサポートします)。

ノート:

CURSOR_SPACE_FOR_TIMEtrueに設定すると、SERIAL_REUSEの値は無視され、disableを設定した場合と同様に処理されます。

関連項目:

CURSOR_SPACE_FOR_TIME